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「宇田川源流」【日本報道検証】 イランの新最高指導者モジタバ師の初声明文と本物かという疑問

2026.03.18 22:00

「宇田川源流」【日本報道検証】 イランの新最高指導者モジタバ師の初声明文と本物かという疑問


 毎週火曜日と木曜日は、「日本報道検証」として、まあニュース解説というか、またはそれに関連するトリビアの披露とか、報道に関する内容を言ってみたり、または、報道に関する感想や社会的な問題点、日本人の文化性から見た内容を書き込んでいる。実際に、宇田川が何を感じているかということが共有できれば良いと思っているので、よろしくお願いいたます。

 さて今回は、イランの新しい最高指導者のモジタバ師について見てみたいと思います。今回は私が独自に入手した情報も入れてみたいと思います。

まずは、モジタバ師についてマスメディアなどの報道をまとめてみましょう。

2026年2月28日に前最高指導者のアリ・ハメネイ師が米イスラエル連合軍の空爆により死亡したことを受け、3月9日にその後継者として次男のモジタバ・ハメネイ氏が選出されました。これは1979年のイラン革命以降、初めて指導者の地位が父から子へと世襲された歴史的な転換点となっています。

 モジタバ氏は現在56歳で、長年にわたり父の事務所で事実上の参謀役として権力を振るってきましたが、公の場に姿を現すことはほとんどなく、謎に包まれた人物として知られてきました。彼は選挙で選ばれる公職に就いた経験がなく、伝統的に最高指導者に求められる高度な宗教的権威も十分ではないとの指摘があります。しかし、強力な軍事組織であるイスラム革命防衛隊と極めて密接な関係を築いており、この実力組織の後押しが今回の選出を決定づけたと見られています。

 現在、モジタバ氏本人の動向には不透明な点が多く残されています。就任後も本人が直接国民の前に姿を現したり、音声で演説を行ったりした形跡はなく、国営テレビのアナウンサーが代読する形で最初のメッセージが伝えられました。その声明では、父の遺志を継いで米国やイスラエルに対する徹底抗戦を続けることや、ホルムズ海峡の封鎖を外交・軍事的な対抗手段として維持することを明言しており、強硬な路線を継続する姿勢を鮮明にしています。

 また、就任の背景には緊迫した戦時状況も関わっています。一部の報道では、彼自身も父が亡くなった際の攻撃で負傷しており、現在は極秘に治療を受けている可能性が示唆されています。それにもかかわらず、混乱する国内をまとめ、体制の存続を示すために、軍部や保守強硬派が急いで彼を指導者の地位に据えたという見方が有力です。

 国際社会、特にトランプ政権下の米国は、世襲による体制の維持を認めない姿勢を見せており、モジタバ氏の就任を「受け入れられない」として反発を強めています。モジタバ氏は国内の結束を呼びかけていますが、カリスマ性のあった父とは異なり、彼が今後どれほどの実権を掌握し、混迷を極める中東情勢の中でイランを導いていけるのか、その真の指導力については世界中が注視しています。

<参考記事>

【分析】モジタバ師のものとされる初の声明が発表、それでも重大な疑問の答え出ず

2026年3月13日 12時16分 CNN.co.jp

https://news.livedoor.com/article/detail/30758177/

<以上参考記事>

 イランの内部からの話をそのまま見てみましょう。

そもそもハメネイ師が最高指導者であったことは間違いがありません。しかし、そのハメネイ師が全ての指示を出せるわけにはいません。その様に考えれば、内政に関してもまた軍に関しても専門的な見地からアドバイスする人がいるということになります。日本の戦前の政治体制を考えてみればよくわかると思いますが、天皇陛下が全ての大権を持っていましたが、しかし、まずは議会(帝国議会)がありなおかつ枢密院がありました。同時に軍隊に関して軍令部や参謀本部がありました。もちろん名誉的に大参謀などの称号を天皇陛下は持っていましたが、しかし、実質的に天皇が全てを決めていたのではなかったということになります。現代のイランでも同じであろうと考えられます。

さて、政治に関しては大統領がありまた、国防に関しては安全保障会議、そして軍に関しては革命防衛隊の将軍がいました。しかし、その革命防衛隊のパクプール司令官も2月28日に一緒に殺されたので、革命防衛隊に関しては一時的にはラリジャニ安全保障会議の事務局長ががそれに代わったようです。その中でハメネイ師の後継が決められることになります。

 ラリジャニ氏は有力でしたが、イランの国内でハメネイ師が殺されることを防ぐことができなかったということになりまた、アメリカなどの攻撃を予見できなかったことから、ラリジャニ氏が最高指導者との候補がなくなります。

この時点でハメネイの息子とホメイニの孫が候補者となったといいます。

 ハメネイの息子は・モスタファ・ハメネイ(長男)、モジタバ・ハメネイ(次男)、マスード(モフセン)・ハメネイ、メイサム・ハメネイと4人いる。もう一つはホメイニも孫でハッサン・ホメイニが候補になっています。ハメネイは世襲はよくないという事であったので第一候補はハッサン・ホメイニでした。一方宗教的にあモスタファでしょう。

 モスタファ・ハメネイは1965年生まれで宗教指導者で、ハメネイ師の長男にあたる人物です。宗教教育を受けた聖職者ですが、政治の表舞台に出ることは比較的少ないということです。

 モジタバ・ハメネイは、イラン国内の保守派や革命防衛隊と関係が深い人物。これまで公職に就いた経験はありません。現在も革命防衛隊に影響力があり特にゴドス(情報部)に影響力があるといいます。今回は、戦争中ということもありまた、外国の情報も必要であるために、聖職者である人物ではなく政治や革命防衛隊に影響力があり、なおかつ革命防衛隊が暴発しないようにしなければならない。そのように考えた場合、聖職者だけをやっていたモスタファやハッサンではなく、モジタバが適任となったということです。

そのモジタバ師は、アメリカの攻撃でケガをしているというようなことが言われています。その為に声明文は本人が出ていないということになります。

そのようなことが今回の内容で見て取れることになります。