梶原千恵さんの博士論文が書籍化されました
2026.03.17 08:14
2023年度に九州大学の博士課程を修了した梶原千恵さん(現宮城教育大学准教授)の博士論文が書籍化されました。他人ごとを自分ごとにするとはどういうことか?アートはそれにどう関われるのか?という問いに真正面から向き合った労作です。とても読みやすく書き改められています。おすすめです!
『災害伝承とアートプロジェクト—被災者と未災者をつなぐ』
【内容説明】
被災者と未災者、アーティストと市民がともに生み出すアートプロジェクトとは。
記憶継承の困難、被災者/未災者の差異を乗り越え、アートがなし得る“解”を求める思索。
語ることは死者を弔い、自分の物語を再構築し人とのつながりを回復する。聞くことは悲しむ人を気にかけ人がどのように生き延びてきたのか、自分の存在や世界を理解する営み。「災害時にアートは何ができるのか」という問いを起点に、災害を体験していない「未災者」が、災害と被災者の体験を「自分事」として受け止め、未来につなぎ生活や人生に生かすために、アートプロジェクトはどのように関与・貢献できるだろうか。