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Baby教室シオ

おもちゃ『フレーベル第十恩物(点)』

2026.03.19 00:00

『フレーベル第十恩物(点)』はドイツの教育者で幼稚園の創始者である フリードリヒ・フレーベル が考案した知育玩具「恩物(おんぶつ)」のひとつで、“点”という最も基本的な要素を学ぶためのものです。より詳しく説明すると第一恩物から第六恩物までは立体を、第七恩物は面、第八恩物は線、第九恩物は曲線です。そしてこの第十恩物が最分解の点となります。

第十恩物は直径1cmの小さな木製の粒で構成され、この粒が「点」を表しています。

赤111こ、黄色95こ、緑106こ、水色102こ、オレンジ109こ、紫100こ、白92こ、黒104こ、白木101こです。かなり小さいものなので貸し出すたびに紛失しているので十分に気をつけてください。


第十恩物は単なる「並べる遊び」ではなく、算数数学や図形の基礎概念を体験的に理解する教材です。算数数学や図形のセンスのみならず、創造力の基礎を支えるとても抽象度の高い恩物であり、自由度が高く「正解がない遊び」であることが最大の特徴です。

① 点 から 線 になる

点を2つ以上置くと線になり数を数えながら並べることができます。この小さな点を並べ、配置を変えることで形が変わることを学びながらイラストや文字そして図形を表現することができます。点を並べて模様づくり(モザイク遊び)を是非この恩物を使用して平面と立体図形の輪郭をとることができるようになってほしいと考えます。


② 点から面になる

たくさんの点の粒を広げることにより面になることもこの恩物の特徴です。集まり方で模様や図形ができ抽象的な図形認識や創造力が育ちます。こうした「形の成り立ち」を直感的に学び形の変化と構成の理解を行うことができます。この点から麺になるドット法の点描画を描いたフランスの画家ジョルジュ・スーラやポール・シャニックらがいます。かなり面白いので芸術センスを磨く機会が訪れるかもしれません。


③ 数・集合の感覚

この小さな粒を使用して数える、分ける、集めるなどの数量感覚や集合の基礎にも繋がる遊びができます。例えば長さの理解を促す時に並べた粒を数えてその数量と長さを結びつけることができます。また9色を混ぜて色分けをし、同じ色同士を人グループに集めるなど行います。恩物をまた第三恩物の立法定積み木を使用して数の概念と図形を組み合わせた学びも行うことができます。

第三恩物と合わせて遊ぶこともできます。


再度フレーベル恩物の特徴を押さえておきましょう。

恩物は「世界の構造を理解する道具」として設計されています。

第一〜六恩物:立体(球・立方体など)

第七恩物:面(板)

第八恩物:線(棒)

第九恩物:曲線(輪)

第十恩物:点(最小単位)

つまり第十恩物は「形の究極の分解=点」に到達する段階となります。

子どもは  立体 → 面 → 線 → 点という順に理解していくことになります。