Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Flower Essence Therapy Pono Pono

アウトな不機嫌(フキハラ)は憂さ晴らし

2026.03.18 23:50

最近、上司のフキハラに関する記事を

よく目にします。

自分の態度が

「フキハラになってしまうのが怖い」

と思っている人も多い様子。


だけど、人は、機嫌が変化する生き物。

不機嫌になるのも、怒るのも自然なことです。

不機嫌になることが、

全てフキハラではありません。


ハラスメントとは、

憂さ晴らし、八つ当たりです。

不機嫌を使って、

自分の思い通りに相手を動かそう。

相手を支配しよう。

とする言動です。


だから、「普段からの行い」

「普段からの心持ち」

が問われる問題なのです。


普段から、こんな思想がある人は、

危険です。

うまく行かないことは人のせい。

損得勘定が強い。

人間関係を勝ち負けで考える。

白黒の二択で考えている。

そして、心身が非常に疲れている。


例えば、

常日頃、辛抱強くケアをしているのに、

あまりに部下のミスが続けば、

「良い加減にしてくれー」

と思うのは普通です。


ただ、だからと言って、

言動に怒りの感情を乗せると、

ただの憂さ晴らしになります。


ストレスで一杯一杯、

体が疲れている状態でイライラしたままに、

不機嫌になると、

その人の言動には、

悪意や意地悪、ヒステリーが

こもってしまいます。


お恥ずかしながら、私自身、

20年ほど前にフキハラをしたことがあります。

何かを言うわけではなく、

とても冷たい態度をとるフキハラです。

もちろんやっている時は、

ハラスメントだとは思っていませんでした。

ただただ、もう構っている暇もなく必死でした。

だから、よく加害者が、

「そんなつもりじゃなかった」

と言い訳をするのでしょう。


でも、本当は、どこかで

それが間違った言動だと、

自覚しているはずです。


当時の私も、

自分の足りなさ、未熟さを感じていました。

「あの人がちゃんとやらないのが悪い」と

思って、自分のやり方を薦めてしまい、

私は、ワンマンで、自分の仕事のペースと質に

合わせられない人への思いやりが欠けていました。


私は、次々とおこる問題のある仕事を抱え、

自分のペースで仕事が進まないことで

普段から、その人の仕事への態度に

イライラしていました。

その人が、年下で自分より下の立場の人なら、

「若いから、仕方ない」

「イライラしたら萎縮させてしまう」

と気が付いたかもしれません。

しかし、その人は、

「私より年上で、ほぼ対等の立場なのに…」

と言う不満が大きくなっていました。


だんだん、その人に仕事を任せられなくなり、

とても冷たい態度をとってしまいました。

そんなイライラを端々に感じた彼女は、

萎縮してしまって、余計に仕事を

頑張れなくなりました。

うまく立ち回れないことに罪悪感を抱いていた

彼女に、私の態度が追い討ちをかけたのです。

私が仕事でイライラしていることは、

彼女には関係のないことなのに。

本当に、申し訳ないことをしました。


この時、私は、もっと素直に、

「今、私は、一杯一杯です」

「こういうふうに仕事を進めたいです」

「どう思います?」

「どんな形がやりやすいですか?」

「お休みが必要ですか?」

などと、自分の未熟さ、能力の足りなさを

認めて、ざっくばらんな態度で

お互いの思いを丁寧に話し合うべきでした。


よく仕事ができるタイプの人の

フキハラが多いと言いますが、

そうとは限りません。


能力がないのに、フキハラをする人は多いです。

ただ、おもむろに能力がないと、

「できないくせに何言ってんだ」と

相手にしないのかもしれません。

だから、出来ない上司から出来ない部下への

フキハラ被害は少ないのかもしれない、と思います。


一見できる風なのが、タチが悪いです。

私は、これでした。

「一見」というのは、

たとえ、仕事ができるとされている人でも、

周りに不機嫌になるようでは、

それは未熟でしかないのです。

本当の意味では、できない人です。

自分の立場も弁えていないし、

ちゃんと配慮もできていない。


私が彼女に対して

「思ったように仕事ができない」

と思っていたとしても、

だからと言って、自分の思うように

支配したり、操作したりするのは、

間違っています。

冷ややかな態度で感情を露わにするなんて、

持ってのほかです。


まずは、彼女の活躍できる形で、

参加してもらおうという気持ちを持って、

問題に対処する姿勢が足りなかったと思っています。

そこに対処して、

全体的に仕事が回るようにすることが、

本当にできる人の役割なのに。


イライラして、視野が狭くなって、

理不尽なイライラで不機嫌になり、

怖がらせてしまったのです。


「自分の理不尽なイライラ」と

「彼女の能力が発揮できていない」

ことは、別件なのです。

相互関係が生じたとしても、

そもそもは、

自分の不調は、あくまで自分の不調。

彼女の不調は、彼女の不調。

きちんと別々に対処しないといけないのです。

自分の機嫌は自分できちんと取れるように

普段から、何が問題で、どう対処したらいいか、

考える必要があるのです。


それは、怒りを我慢することでもなく、

相手を甘やかすことでもなく、

怒りの原因と目の前の相手との問題に

向き合うことです。


だから、ハラスメントは、

自分に向き合う普段からの姿勢や心持ちが、

問われる問題だと思います。

20年近く前の出来事ですが、

反省の意味も込めて、振り返ってみました。


嫌な思いをさせて、ごめんなさい。