【流 通】PxDTと四国化成建材 塗り壁に「吸音」を組み込む共同開発を開始
2026.03.19 00:40
ピクシーダストテクノロジーズ(以下 PxDT)と四国化成建材は、四国化成建材が展開する塗り壁材に、PxDTの組み込み型吸音モジュール「iwasemi OC-β」を組み合わせ、塗り壁に「吸音」という新たな機能価値を付与する共同開発を開始した。
この取り組みは、塗り壁材が本来備える「吸湿」「消臭」といった空気環境への機能に加え、近年社会課題として顕在化している子ども施設における室内騒音環境の改善に対応することを目的としている。
あわせて左官職人の減少という課題に対し、子どもが塗り壁材に触れる体験を通じて、素材の魅力や技術を次世代へつなぐ取り組みにも挑戦する。
保育園や認定こども園などの子ども施設では、室内騒音が子どもだけでなく、保護者や職員にとっても大きな負担となるケースが増えている。2025年11月には、日本建築学会がこども家庭庁に対し、子ども施設における室内騒音環境の改善を求める要望書を提出するなど、音環境の整備は社会的なテーマとして注目を集めている。
共同開発では、PxDTが開発する組み込み型吸音モジュール「iwasemi OC-β」を、四国化成建材の塗り壁材と組み合わせることで、意匠や素材感を損なうことなく吸音性能を付加する。
両社は「後付けで貼る吸音材」ではなく、内装部材の構成要素として吸音を組み込むことで、設計の自由度を確保しながら、子ども施設に求められる快適な音環境の実現を目指す。
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