心の要塞
ビーナスっていう名前のブレンドアロマ。白ワインのノンアル。
音楽はベックの「ハイパースペース」
はーぁ・・息ができた。って思った。
つまりは自分を解放できた。こういう時間って本当に必要。
「ハイパースペース」はベックの魂の深淵に触れることができる作品。
サウンドのフィーリングがすごくいい。すごく好き。
ベックは自分の魂のなかで鳴っている音を正確に音楽にできるんだなぁ・・
本当に天才だと思う。
彼がくれる魂のシェルター。そこで私は息をする。
彼のなかで鳴っている「調和」「平穏」「神聖なる何か」
それに触れて、私の魂も平穏を取り戻す。
放っておくと魂は荒野のように荒れていくんだよ。
草も花もなくなっていくんだよ。
だから、私はこうして時々、水をやる。
私たちの心は世話をしないと、荒れ地になっていく。
take care of yourself
って歌う歌詞、何度か出会ってきたな。
あなたにはちゃんと息のできる場所、ありますか?
息をするのが苦しくなってきたような時代。
息ができなくなると、きっと思考がゆがめられていくんだよ。
もっともっとたくさんの人が平和を、正義を選ばなくなっていくんだよ。
あなたを守るものは何?
守るものが、人が、いないなら探さなきゃ。
努力すれば、きっと何かにぶちあたる。
だからあきらめないで。
「自分」を守ってあげて。
自分を守る術をまだ知らなかった10代のころ。
私は努力した。自分を守る盾をいつも探していた。
そして、いくつか見つけることができた。
その盾が、今も私を守っている。
世界が燃えはじめた。
もう今までの世界ではなくなってきた。
世界を守る要塞がどんどん破壊されていく。
その要塞は人々の心のなかにある。
この世界はみんなの心の世界の反映。心を映し出すもの。
だから、実際の世界も壊れてきた。
今の状況が、人々の空気が、第一次世界大戦の前と酷似していると指摘する知識人もいる。
「戦争は寝耳に水」だったとたくさんの人が語る。
戦争は知らない間にやってくる。
だから心を守って。
みんなの心の要塞が壊れなければ、平和を求める気持ちが失われなければ、
きっと戦争は起こらないから。
戦争は権力者が起こす。でもそれだけじゃない。
それを支持する人々があってのもの。
権力者はひとりきりでは戦争を起こせない。
だから人間であることをやめないで。
思考することをやめないで。
平和を、正義を選んで。
今の世界のように簡単に、「攻撃すればいい」「殺せばいい」なんていう選択をしないで。
戦争は一度始まったら、止まらない。あらゆる、無数の悲惨と悲劇を連れてくる。
だから、心にある要塞を守って。
「人間」としての選択ができるように。