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フィルムカメラでスナップを

オリンパス OM-1

2019.03.11 01:43

今時フィルムカメラを持ち歩いていますと、結構「ウチに使ってないカメラあるからあげるよ」というお申し出を頂きます。


元々は写真が好きでよく使っていたけど、デジタルに移行してからフィルムは全く使わなくなった・・・・


恐らくカメラ好きの95%(99%くらいか?)くらいはこういう状況かと思われます。


しかしかつては愛用していたカメラを、そのまま防湿庫に入れたまま忘れ去っていったり、ましてや捨てたり売却したり・・・ってことには皆さん抵抗があるのでしょう。


「誰か使ってくれるなら・・・」ということで白羽の矢を立ててくださるようです。


僕はそういうご厚意は全く遠慮せずに受けることにしていますし、礼儀として頂いたカメラは最低1本でもフィルムを入れて撮影することにしています。


基本僕はコレクターではありませんので、名機と言われる機種でも躊躇いなく街頭に持ち出します。

今回ご紹介するオリンパスOM-1もそんな経緯で知人から譲り受けました。

しかも50mmf1.4と、銘玉と言われる100mmf2もセットで頂きました。


僕のカメラの師匠に見せますと、何でも初期の「Mシステム」と刻印された希少品なんだとか。


さっそくフジのSUPERIA PREMIUM 400を詰めて撮り歩きに出かけました。


ちょうどその頃、僕の職場にアルバイトに来ていた大学生の女の子が、大学の実習でフィルムカメラを使う授業があり(彼女は芸術系の大学に在学していました)、CANONのAE-1を購入したとのことで、一緒に撮り歩きに付き合ってもらいました。

それならば・・・と僕の住んでいる街を案内がてら撮り歩くことにします。

僕はもう散々撮り歩いた街ですが、それでもやはり古くからあるこの街は被写体にこと欠きません。

僕は写真を撮る時はほとんど一人で出歩くのですが、誰かと一緒ですと、それぞれ引っかかるところが違い、そこがとても興味深く感じます。


感性は人それぞれ。


しかも僕の半分以下の年齢で、芸術系の大学に通う若者がレンズを向けているのは、全く僕の興味の対象外のものばかりです(笑)


それが写真の面白さでもありますね。


大抵僕が引っかかるものってこんな物ばかりですが(笑)

普段はあまり一眼レフは使いませんが、レンジファインダーに比べて寄れるのがありがたいですね。

歩き疲れたので、商店街の中にある古い喫茶店で休憩します。

ちょうど梅雨時で、終日どんよりした空模様でしたが、ちょっとだけ夏の予感も感じることの出来たいい一日でした。

今回は50mmオンリーでしたが、中望遠レンズでのスナップも結構楽しいものですし、今度は100mmも持ち出してみたいと思います。