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桜楓会 Ohfukai Society

3月教養講座 「昭和101年 日本人と西洋芸術」

2026.03.25 18:32

3月13日(金)に桜楓会の教養講座「昭和101年 日本人と西洋芸術」が開かれました。
講師は広報役員の丸尾が務め、会員と会友を合わせて25名の方にご参加いただきました。
いつもは、美術の話題が中心ですが、今回は「日本の物作りと西洋音楽」というプログラムで、 音楽に特化した内容となりました。参加された方々のご感想を抜粋でご紹介します。
★ちょうど昭和100年に開催されたショパンコンクールから始まり、日本の発明したデジタル録音が普及していく昭和50年に 話題を移し、最後は楽器に見られる日本人の物作り精神で終わるという、いつもながらのよくできた切り口と構成に時間を忘れて聞き入りました。また、ご自身の楽器演奏などの音楽体験を交えたお話にも説得力がありました。(会員)
                      
★今回の教養講座もとてもよかったです。アルプスの少女ハイジのテーマ曲をかけてくださり、ありがとうございました。子どもの頃、ハイジのアニメが大好きでした。フレンチホルンと聞いて、もしかしたらと思いましたが、やはりあの出だしは、壮大なスイスの山の 風景にぴったりですね。(会友)
★ザルツブルクが岩塩の街であることや、ウィーン・フィルが世界一である理由の数々。また、ウィンナ・ホルンやウィンナ・オーボエ。
ウィーン・フィルの音を決定づけているという楽器の絶滅の危機を日本の物作りが救ったというお話など、驚きの連続でした。今回も初めての知識をたくさん吸収できました。ありがとうございました。次回も期待しております。(会員)
★ウィーン・フィルがウィーン製の楽器を復元するときに、なぜヨーロッパのメーカーではなく日本を選んだのか。それについて、丸尾先生が日本の無個性や無署名性を挙げて説明されたのは、なるほどと納得しました。無個性は時に謙虚さとして認められるのですね。ヨーロッパの 音楽家たちの中にあった東洋人の偏見が、手先が器用で丁寧な日本の物作りへの称賛や感謝に変わっていくプロセスが興味深かった。今ウィーン・フィルのフルート全員が日本製を使っているのもその証拠かもしれませんね。(会友)
★ショパン・コンクールの上位のメンバーが全員中国がルーツと聞いて、コンクールや楽器作りなど、日本だけでなく中国もどんどん進出しているというお話が印象に残りました。ショパン・コンクールの公式ピアノ5台に日本のメーカーが2つ入っているのは、へえっと思いましたが、日本のピアノは100年遅れていると言われて奮起した技術者たちの努力がうかがえました。ロシアの大ピアニストが認めたヤマハのピアノ。そして、日本の工場で作業員相手に開いたコンサートのお話が心に残ります。(会員)
★リヒテルとヤマハのエピソードを聞いて、以前私がヤマハに勤務していた時のことを思い出しました。当時は電子金属事業部に所属していました。そこは楽器製造には関係のない部門だったのですが、同じ工場内にピアノフレームを鋳造する部署があり、 さまざまな形状のフレームを生産していました。それが浜松近郊のピアノ組み立て工場へ送られて組み上げられていたと思います。ヤマハは良い意味であまり目先のことにとらわれず、じっくりと腰を据えてものづくりに取り組める環境にあると言えます。技術者に とっては理想的な環境ですね。引き続き教養講座を担当されることと推察しますので、また次回の講座を楽しみにしています。 ありがとうございました。(会友)
★所用が終わって、ZOOM に参加した時は、リードオルガンの話をしている最中でした。オルガン奏者だった母を思い出しながら観ておりました。画像にあった黒っぽいオルガンは東京の実家にもありました。札幌に住んでいた時、母は北光教会のオルガン弾きでした。そこにあったオルガンの名前は忘れてしまいましたが、日本に3台しかないうちの1台でした。ヤマハのピアノを弾いたリヒテルは好きなピアニストの一人でした。カラヤン・ウィーン交響楽団とのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の録音、大好きでした。リヒテルが バイオリンのオイストラフ、チェロのロストロポービッチ、カラヤン・ベルリン・フィルと共演した ベートーヴェンのトリプルコンチェルトも良いレコーディングです。(会員) 

(記: 丸尾豪司)