京都研修 ~ その1
2026.04.02 23:00
京都への研修旅行について記します。
上の写真は、かねてからの念願であり、私が最も観たかったお庭「東滴壺」です。JR東海のCMでも取り上げられる、大徳寺龍源院のお庭として知られています。専門的な解説は専門家に譲りますが、京都に無数にある庭の中でも、この庭だけは私の心をつかんで離しません。
今回初めて拝見しましたが、私の想像よりも一回り大きなお庭でした。
僅か五石の石庭は左右の二石一組が中央と言っては右に(画像では手前側)寄りすぎですが、中央の平石に惹かれる構図ですがなんともモダンです。
それぞれの石はそれほど見るべきところがある石ではないように見えますがし、右側の最も大きな石は傾けすぎではとも思いますが、それでもこの構成が私を含め多くの人の気持ちを惹くのでしょう。
今回の研修旅行でもこのお庭だけは沢山写真を撮っています。
不思議です。
中央の平石など、他にもっと良い石があったのではと思うのですが、構成の要としてしっかり機能し、庭全体を成立させています。本当に不思議です。
同じく龍源院のお庭です。
観光客もまばらで、じっくりと庭を鑑賞することができました。塀や瓦、寺院の屋根が重なる風景は、世田谷にはない景色です。少し腰を下ろして眺めていると、不思議な感覚になります。
同じ京都でも、繁華な場所ではカフェや電気自動車、今どきの服装の人々がいて「現在」そのものですが、この空間には現代的なものが視界に入りません。この寺にも創建時(真新しい時代)があり、経年による変化はあるものの、何百年も前の人々と同じ景色を見ているのだろうと考えると、時の流れを超えたような気持ちになります。
以上、京都研修その1でした。