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【環 境】日本ガイシ サブナノセラミック膜によるCO2分離回収プロセスの実証開始

2026.03.26 00:55

日本ガイシは、工場やプラント施設などの排ガス向けCO2分離回収技術として、同社のサブナノセラミック膜を活用した新たな分離プロセスの実証試験を開始する。今回の実証については2021年1月から東邦ガスと連携をしており、実際の排ガスからCO2を分離する試験を通じて、カーボンニュートラル社会に不可欠なCCUS(回収・利用・貯留)の実現に向けた技術開発を加速していく。

今回の取り組みでは、工場やプラントなどの事業活動で避けられないCO2排出量を低減するため、日本ガイシが開発したサブナノセラミック膜(CO2分離膜)を活用し、東邦ガスが実用的なCO2回収プロセスの実現を目指す。同社の膜分離装置と他社の物理吸着装置を組み合わせたCO2分離回収システムによる試験を実施し、このCO2分離膜の実際の排ガスでの性能を確認する。これらの実証を通じて、CO2分離膜の信頼性・耐久性を確認し、排出量の削減が難しい産業領域での導入拡大を目指す。

日本ガイシのCO2分離膜は「分子の大きさの違い」に加えて、「分子の吸着性の違い」を利用するため、CO2と分子径が近い窒素や酸素を多く含む排ガスでも高い分離性能を発揮する。セラミック技術の優れた耐久性により、様々なガスにも適用できるだけでなく、独自の膜構造でコンパクト化が可能で、設置に関して制約の多い既存設備にも後付けで組み込むことができる。これによりCO2排出量を削減したい企業のニーズに応えることができる。

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