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トランペット・トロンボーンレッスン

【トランペット】 プレスのしすぎに注意!!

2019.07.23 06:25

トランペットを楽しむ上で、無理しすぎて体を壊してしまってはどうしようもありません。


トランペットを吹くときに唇に楽器を強く押しあてていませんか?


プレスをしすぎた状態でずっと吹いていると、

唇が切れやすくなるのはもちろん、

顎関節症や、

歯ががたがたするようになったりします。


これでは楽しくないですよね?


僕はプレスのしすぎていた時期があり、その頃は唇がしょっちゅう切れていました。

何回か切っていると跡になって、癖になってしまうようです。


大学時代には顎関節症もやりました。

その時は下顎を通常より出した状態で吹いていたため、下顎に多くプレスがかかっていました。

酷い時は、ご飯を食べるのが大変なくらい歯が開かない時期もあり、

流石にこのままではまずいと思い、吹き方を改善しました。


歯がガタガタするのは今でもたまにあります。

すごいきつい演目を吹いているときなどは、上の前歯が少しガタガタしていて

僕自身、少しプレスを減らしたいな。。と思いつつ、この記事を書いています。


プレスと息のバランス

注意したいのは、プレスをしないのが正解というわけではありません!

ある程度のプレスはむしろ必要で、

プレスと息の圧力のバランスが大事だと思います。


プレスに関しても様々な考え方の方がいますが

プレスをせずに唇を固くして、バジングだけで吹くような奏法は僕はあまり好きではありません!


これは自分の感覚なので人には伝わりづらいかもですが、息に圧力をかけて吹いたときに、それを支えられる程度のプレスが適度かなと思っています。



プレスを減らす練習

プレスは普段から意識して練習することで意外と減らせるはずです。

ここでは練習法を紹介します。


持ち方 

左手↓ 

完全に指に楽器を乗せるだけです。

右手↓

こちらも乗せるだけ。ひっかける場所を作らない。

この持ち方で大きめの音で楽器を吹いてみてください。


いかがでしょう??

これは1日5分程度のロングトーンで十分だと思います。


音域についてもチューニングのドまでで十分です。


この時注意したいのは、普段とアンブシュア(吹いてる位置や吹きかた)を変えないこと!

これだけでもなんとなく効果はあるかと思いますが、もう一つ練習法を書いておきます。



息の圧力を作る

息の圧力がちゃんと作れないで吹いていると、唇にプレスをしてしまいがちです。


僕は、反応を良くしようとして、ppでタンギングの練習をしていたりすると、息の圧力がいつのまにか弱くなってしまうことがあります。


そんなときはこの練習法です。



楽器にマウスピースをつけずにくわえます。(深めにくわえたほうがやりやすいです!)

全力で息を吸います。(楽器の中の空気は吸わないように)

全力で吐きます。(ピストンを適当にパラパラやりながら)

これを数回繰り返します!

あんまりやり過ぎると貧血で倒れるので注意!



そして、マウスピースを付けて楽器を吹いてみるとどうでしょう?


息の圧力が自然と増えている感じがしませんか?


いつもより大量の息が吐けるような感覚になるので、それをセーブして一定の圧力の息で吹けるようにすれば良いわけです。


他の呼吸法なども効果があると思います!

その他

楽器の持ち方や、シラブル(舌の位置)を変えることにより、プレスが減る場合もあると思います。




これでもまだまだ分かんないよ、と言う方は、お近くのレッスン教室、または当コミュニティに参加してみてください!


当コミュニティではトランペットを頑張る皆様のお役にたてるような情報が満載です。

プロによる動画配信や一緒に練習できる動画なども用意していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。