【流 通】京急とSII 高品質中古家具を再活用した家具付き賃貸事業の実証を開始
京浜急行電鉄(以下 京急電鉄)はストラテジックインサイト(以下 SII)と,高品質中古家具を再活用した家具付き賃貸事業の実証実験を開始した。
この実証実験は,京急沿線における暮らしの質向上と循環型社会の実現に向けた新たな価値提供の一環として実施される。京急不動産が運営する賃貸マンション「プライムネクサス大森海岸駅」の4住戸で開始される。
実証では,まだ使えるにもかかわらず廃棄されている高品質な中古家具を,プロの目線で選定・リメイクし,空間全体をトータルでコーディネートしている。京急グループは,不動産・住宅運営の知見を活かし,物件運営や入居者体験設計,マーケティングを含む事業全体を担います。家具の調達・リメイクおよび空間コーディネートは,SIIの「karukura」(※1)チームが担う。
京急電鉄は,第20次総合経営計画の中で,「沿線価値共創戦略」として,あらゆる交通手段を用いた移動環境の最適化を行う【移動】と,都市機能の更新や生活支援を行う【まち創造】の2つのプラットフォームが織りなす相互価値共創のスパイラルアップにより,顧客が求める価値観を実現する「新しい価値」の創出を図り,持続的に発展する沿線の実現を掲げている。
SIIは,サステナビリティとビジネスの両立を目指す循環の考え方「VDC(Value-Driven Circulation)」(※2)をコンセプトに,大量生産・大量消費ではなく,価値あるものを長く使い,次につなげていく仕組みづくりに取り組んでいる。
京急電鉄が目指す「新しい価値の共創」と,SIIが推進する「VDC」の考え方が重なり合うことで生まれた,環境負荷軽減と住まいの快適性向上を両立する新しい住まいの形を提供する。
※1 VDC(Value-Driven Circulation)とは
SIIが提唱する「循環をコストではなく価値として設計する」循環設計の考え方。規制対応やリスク回避のために循環を導入するのではなく,循環を通じて新たな価値や事業を生み出していくことを目指す
※2 karukura
SIIが展開する,中古家具の再利用を通じて家具付き賃貸を実現する取り組み。中古家具の調達・選別・リメイクから空間コーディネートまでを一体で担うことで,循環型の手法により住まいの価値を再編集する
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