第9回リンパ浮腫学会に参加して
2026年3月28日・29日福岡で開催されたリンパ浮腫学会に参加しポスター発表をさせて
いただきました。今回は所属クリニックからの発表ではなく「to be」の取り組みを発表してきました✨
学会会場は九州大学医学部百年講堂。
to beが取り組んでいる「対面・Zoom・動画」を組み合わせたサポートが、乳がん術後の皆様のセルフケアの定着にどう変化を及ぼすかを検証しました。
■ 私が伝えたかったこと
乳がん術後のリハビリやセルフケアは、一人で続けるのがとても大変なものです。
アンケートでは、参加前は約50%の方が「何をすればいいか分からない」、約20%以上の方が「動かして悪化しないか不安」という悩みを抱えていたことが分かりました。口頭による指導や紙の配布だけではセルフケアの継続や定着に限界があります。
私は皆さんが「自宅で、安心して、続けられる」仕組みを作ることが、何より大切だと考えています。
【今研究で明らかになった「to be」の強み】
今回の75名のデータを分析した結果、素晴らしい成果が見えてきました。
実施頻度の高さ
①セルフケア:1週間につき3〜4回/週間以上実施が70.6%そのうち5回以上が41.3%
②運動:1週間につき3〜4回/週間以上実施が37.3%、1〜2回以上が40%
継続率の高さ
週3回以上のセルフケアを続けている方は約7割。さらに3ヶ月以上継続できている方は61.3%にものぼりました。「セルフケアが生活の一部になっている」と感じている方も非常に多い結果です。
「つながり」「理解」「安心感」が継続の鍵
対面レッスンのメリットは、技術面で「動きの理解(90.5%)」「正しくできているという安心感(76.2%)」、精神面で「講師とのつながり(84.1%)」でした。
対面で動きを確認し、Zoomや動画で復習するというサイクルが、不安を自信に変えて定着していくことがわかりました。
「一人じゃない」から頑張れる
特に「1週間チャレンジ」では、「他の方との一体感(77.8%)」が大きな励みになっているという結果が出ました。
嬉しい症状の変化も
皆さんの日々の努力が、数字としてもはっきり現れていました。
• 大胸筋や側胸部の伸張痛や違和感の改善
• 肩の動かしやすさの維持・向上
• リンパ浮腫の重症化予防と改善実感
学会報告を終えて:皆様への感謝とともに
この度はアンケートにご協力いただき、心より感謝申し上げます。
学会では、「とても良いサポートだ」「何歳くらいの参加者が多いか?」「どうやって申し込んでくるのか?」
という専門家の先生方に関心を持っていただき、たくさんご質問もいただき励みになりました。
皆様からいただいた貴重な声をもとに学会発表を終え、今、改めて「to be」として取り組むべき使命がより鮮明に見えてきました。
この経験を日々のプログラムに活かし、これからも皆様と一緒に、毎日を楽しみながら無理のないケアや運動を取り入れていきたいと考えています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!