【ビンテージモーターホーム・レストア日記 #3】
車両の現状チェック|外装・内装・機関・下回りを確認
今回はレストアを進める前に、車両の現状を確認していきます。
ビンテージモーターホームは一台一台状態が大きく異なるため、現状把握はとても重要な工程です。
この車両はアメリカから輸入後、横浜から自走で保管場所まで走行しましたが、その際トランスミッションの変速に違和感がありました。
その後、2023年秋頃に信頼できる修理工場にてトランスミッションのオーバーホールを実施し、現在は自走可能なコンディションまで回復しています。
外装チェック
ボディはファイバー製のため、鉄ボディに見られるような大きな錆や凹みは確認されませんでした。
デカールには経年によるヒビ割れが見られ、年式相応の雰囲気となっています。
バンクベッドのウインドウ周辺には雨漏り跡が確認できたため、こちらは今後しっかりと修理を行う予定です。
また、ヘッドライト周辺はアメリカで塗装された形跡があり、仕上がりにムラがあるため、この部分も改修予定です。
全体として大きなダメージはありませんが、シーリングの劣化が見られるため、順次補修を進めていきます。
内装チェック
運転席・助手席ともにオリジナルの状態が残っており、ビンテージらしい良い雰囲気を保っています。
シートのスポンジは経年劣化が見られるため、生地はそのまま活かし、内部のスポンジのみ交換予定です。
ペット臭や強い異臭は無く、全体的にクリーニングで十分対応できる状態です。
一部使用感はありますが、オリジナルの良さを残した仕上げを目指していきます。
エンジンルームチェック
現状、燃料ポンプの動作が不安定なため、キャブレターへ直接燃料を供給して始動確認を行いました。
始動後は大きな異音も無く、アイドリングも比較的安定しており、ベースエンジンとしては良好な印象です。
外観はオイル汚れなどが見られ、これまで最低限の整備で維持されてきた車両という印象です。
今後は
・インテークマニホールド脱着
・ヘッド周りの点検およびガスケット交換
・点火系のリフレッシュ
・燃料系の見直し
を中心に整備を進めていく予定です。
下回りチェック
事故歴は見られず、フレームはしっかりとした状態を保っています。
大きな腐食や致命的なダメージは確認されず、ベース車として非常に良好な状態です。
ブレーキ周りについてはエンジン同様に整備履歴が薄い印象のため、こちらも今後しっかりと整備を行っていきます。
フレームに大きな腐食は見られず、安心してベースとして使える個体です。
総評
全体として年式相応の経年劣化は見られるものの、
ベース車としては非常に魅力のあるコンディションです。
今後の整備によって、安心して乗れる一台に仕上げていきたいと思います。
ビンテージ車のため、新車のような状態を目指すのではなく、
当時の雰囲気を大切にしながら実用性を高める整備を進めていく予定です。
現状の状態も含めて、すべて記録として残していきます。