Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

哲学対話

ヒント/哲学と哲学対話

2026.04.02 00:58

哲学対話という活動は、哲学かもしれないが、人が「哲学」と聞いたときに想像する行為とは違うという気がしてきた。2022年10月に始まった岡崎市内での哲学対話、月に1度、人が集まって何かを議論してきた。哲学対話が哲学と違うのはその議論が「対話」であることから来ているのかもしれない。

原因はともかく、結果として、哲学対話の場で行われていることは、真理の追求ではない。というと語弊があるが、真理の可能性を追求しているのだと思う。

図で考えてみよう。

「哲学」はこれ。

人が集まって、それぞれが出した意見の共通分を追求する。人数が増えると1つの正円のような形、多くの人が集まればブリリアントカットのダイヤモンドのようなものになるのかもしれない。

「哲学対話」は次の図。

人が集まって、それぞれが出した意見の外輪郭を広げ、あらたな可能性を追求する。見えてくるのは、そのテーマの全体像だろう。それは人数が増えると雲のシルエットのような形になるかもしれない。

「哲学対話」に初めて参加される方が、ときどき「これが哲学ですか?」「ただのおしゃべりとどう違うの?」という疑念混じりの感想を言われることがある。

それは「ダイヤモンド」が見つかると期待していたのに、体験したのは「雲」をつかむような話だった、ということかもしれない。