言葉は、心と身体に届いている 〜アファメーションヨガ〜 2026.04.03 08:23 私たちは毎日、たくさんの言葉を使いながら生きています。誰かに向けて話す言葉。SNSに書く言葉。頭の中でぐるぐる考えている言葉。でも実は、その中でもいちばん多く聞いているのは、“自分が自分にかけている言葉”かもしれません。「私には無理かもしれない」「またできなかった」「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとしないと」そんな言葉を、私たちは無意識に自分へ向けてしまうことがあります。もちろん、それは弱いからでもダメだからでもなく、これまで一生懸命生きてきた中で身についた心のクセのようなものだと思います。でも、そのクセが積み重なると、心は少しずつ固くなり、身体も知らないうちに緊張し、呼吸も浅くなっていきます。だからこそ私は、ヨガの中で「言葉の力」をもっと大切にしたいと思うようになりました。アファメーションとは?アファメーションとは、自分に向けて意識的に届ける、前向きな言葉や宣言のことです。たとえば、私は自分の力を信じて前進します私は心も身体も健康で、エネルギーに満ちあふれています私は自分の直感を信じ、決断します私はすべての経験を成長の機会として受け入れますこうした言葉を、ただ“読む”のではなく、呼吸とともに身体へ通していくのが、アファメーションヨガです。なぜヨガと相性がいいのかヨガをしているとき、私たちはいつもより少しだけ静かに、自分の内側を感じやすくなっています。呼吸が整い、身体の力みが抜けて、頭の中のおしゃべりが少し落ち着いてくる。そんなタイミングで言葉を届けると、その言葉はただの「音」ではなく、身体感覚をともなったメッセージとして深く入っていきます。たとえば胸をひらくポーズで「私は受け取ります」と唱えるとき。たとえば大地を踏むポーズで「私は自分を信じています」と唱えるとき。その言葉は、ただ前向きに“言い聞かせる”のではなく、身体を通して“そう在る感覚”を育てていくものになります。これは、とても大きなことです。なぜなら人は、頭で理解したことよりも、身体で感じたことのほうを信じやすいからです。アファメーションは「魔法の言葉」ではないここでひとつ大切にしたいのは、アファメーションは「唱えれば全部うまくいく魔法」ではないということです。本当は不安でいっぱいなのに、無理やり「私は大丈夫」と言い聞かせるだけでは、心がついてこないこともあります。だから私は、アファメーションを自分を否定しないための練習として扱いたいと思っています。今すぐ100%信じられなくてもいい。しっくりこなくてもいい。でも、少しずつでも「こんな自分の在り方も選んでいいかもしれない」と心に新しい道を作っていくことはできます。それで十分です。ヨガも同じで、いきなり完璧なポーズを目指すのではなく、呼吸をしながら少しずつ緩み、整い、開いていくもの。アファメーションもまた、心の柔軟性を育てていく practice(練習)なのだと思います。アファメーションヨガ4月5日(日) 10:00~ 松戸4月14日(火) 9:20~ 柏