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~ Une âme / Twinray ~

在り方と選択 / 鉛を飲み込んだ後に広がる世界

2026.04.22 02:00

それまで当然のようにあったものが

ある日、突然なくなるとすれば?

信じて疑わなかったものが

実は、思っていた形ではなかったとすれば?

人生を生きていく過程において

幸せな出来事ばかりではなく

ときには悲壮な出来事も起こります。

その最たるものは

『当然のようにあったものが突然消える』

『信じていたものに裏切られる』

このふたつ(喪失)のように感じます。

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当ブログを長くお読み下さっている読者さまは

私が影響を受けている人物をご存知かもしれません。

そうです、ポーランドの映画監督である

故クシシュトフ・キェシロフスキです。

彼の描く世界は・・

どこまでも悲しいのと同時に

どこまでも美しく

また、愛と希望が音もなく静かに流れています。

私が最も深く共鳴している部分は

『言葉にならない痛み』

『目には見えない何か』

これらを丁寧に表現しているキェシロフスキの視点です。

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彼が晩年に情熱を注ぎこんだ三部作のひとつ

【トリコロール / 青の愛】の主人公・ジュリーは

『当然のようにあったものが突然消える』

『信じていたものに裏切られる』を経験します。

ストーリーの最後で

ジュリーが選んだ在り方とは、いったい・・?

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愛する夫とひとり娘とのドライブの最中

3人の乗った車は爆発音を上げて燃え盛ります。

搬送先の病院で

意識を取り戻したジュリーに待ち受けていたのは

夫と娘の死というあまりにも残酷な報せだったのです。

衝動的に自殺を図ろうとするジュリーですが

口に含んだ大量の錠剤を飲み込むことが出来ません。

巡回中の看護師に見つかり

意に反する形でジュリーは薬を吐き出します。

病室のベッドで横たわるジュリーの目に映るのは

テレビで報道されていた夫と娘の葬儀の様子。

著名な作曲家であった夫の死を悼む人々の姿でした。

所有していた屋敷を処分し

これまでの交友関係と思い出を断ち切ろうとするジュリー。

『言葉にならない痛み』を必死に抑えるかのように

ジュリーは硬く握ったこぶしを外壁にこすりつけながら

屋敷のある場所から足早に立ち去ろうとします。

その後、ふと立ち止まり

悲痛な表情で、血が流れ出たこぶしに唇をあてます。

私が強く心を打たれたシーンです。

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愛娘の部屋に飾られていた青いモビールだけを手元に残し

パリの下町のアパルトマンにひっそりと移りますが

ジュリーには気掛かりなことがありました。

それは、夫が未完で遺した協奏曲の存在です。

迷った末、夫の友人だったオリヴィエと共に

ジュリーは協奏曲の完成に取り組んでいきます。

オリヴィエは長年にわたり

ジュリーへ密かな想いを抱いていました。

その頃、夫に愛人がいたことを知り激しく動揺しますが

彼女が身ごもっている小さな命に思いを馳せます。

そしてジュリーは、処分する予定だった屋敷を

愛人の女性と、生まれてくる夫の子へ託すことを決意します。

怒りや絶望を通り越して

『同じ男性を真に愛したこと』に共鳴したからです。

悲しみとも喜びとも取れる涙を流すジュリーの隣には

オリヴィエがいました。

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悲しく痛みを伴う出来事があったとしても

自分の在り方と選択次第で

未来はいかようにも変わる

キェシロフスキは

この真実を静かに語りかけてくれます。

そして、セッションで

ご相談者様たちのお悩みに寄り添わせて頂くとき

私はキェシロフスキのような視点を

忘れないように心掛けています。

ツインレイにまつわる発信をしていますので

自分の世界観を綴るような内容は控えてきました。

ですが、私が大切にしているこの感覚も

読者の方々にお伝えしていきたい。

そのような思いが、少しずつ芽生えています。


皆さまの感性に触れることを願いながら

今後もコラムの場所で

キェシロフスキについて綴ってまいります。


* トリコロール / 赤の愛 に触れています *

語られない人生にも意味がある /「貴女だけの物語を生きる」ということ


* 必要な方に、そっと届きますように *

5月セッションのご案内は、こちらにまとめております