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探花逢源

鍼の効果発現の機序について

2026.04.09 05:25

ジャンプした後の着地時に股関節を痛めたという中学生。

放っておけば治るだろうと、1週間放置していたが治らない。歩くのも痛くてびっこを引いている。股関節を伸展しても痛むが、足を持ち上げるのもつらい。

普通、筋を痛めた状態だというと思います。


で、普通はここに鍼を何Cm指して、何々筋に当てるとかそういう話になると思うのですが、それがすべてではないという話です。

鍼が猛烈に怖いというので、鍉鍼を使って施術をしました。鍉鍼とはつまようじのような形をしています。刺さらない鍼です。その刺さらない鍉鍼でやりました。

だから、私はこの中学生に鍼はしましたが、刺していないんです。そういうと驚く人も多いのですが、鍼は必ず刺して使うものだと思っている。

この症例では患部にも、物理的にはまったく触ってもいません。施術後、あまり痛みは変わらない様子でしたが、手ごたえはあったのでそのまま返しました。それで翌朝にはすっかり痛みが癒えて普通に歩けたそうです。

何もしなくても8日目に癒えた可能性もありえますが、意図としては気の滞りを解消して、自然回復を促したのでね、、、まぁ上手くいって良かったとは思います。

この事は、「鍼は物理的に刺さねば効果がない」という前提や常識に誤りがあることを示しています。