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【物 流】コクヨ 日立の次世代マテハンシステムを導入した最新鋭の物流拠点が完成

2026.04.07 00:50

コクヨが仙台市泉区で建設を進めていた物流拠点「東北IDC」が完成した。「東北IDC」は、日立製作所(以下 日立)の次世代マテハンシステムを導入し、庫内の生産性は約40%向上させる見通し。2026年10月の稼働に向け、現在は設備の構築・テストフェーズに入っている。

コクヨグループでEコマースサービスを提供するカウネットは、プラットフォーム型購買管理サービスの「べんりねっと」を核とした「購買プラットフォーム戦略」を推進している。この戦略を物流面で支える「東北IDC」は、東北・北海道エリアにおける配送リードタイムの短縮と品揃えの拡充を支える。コクヨの物流ネットワークにおいて標準的な運用規模ながら、最新テクノロジーの導入により、計画では最大27万SKUの高密度保管に対応する。

入庫から出荷、在庫管理に至るまで、倉庫内作業全体の最適化と高度化を図るため、異なるメーカーの設備を統合制御する、日立の統合型マテハン制御システム「ユニバーサル WCS」を導入した。

同システムが、日立独自の搬送計画最適化エンジン「LogiRiSM(ロジリズム)」と連携し、オーダー投入順序や搬送ルートをリアルタイムに最適化。その計画に基づき、国内初本格導入となるHAI ROBOTICS社ロボットによる自動ピッキング機能と高密度保管を両立したGTP)システムである「HaiPick Climb System」、搬送AGV)やコンベヤなど複数設備を一元的に制御することで、高密度な保管体制と圧倒的な出荷スピードの両立を実現した。

具体的には、ロボットが商品を作業者の元まで自動搬送する仕組みにより、スタッフの歩行時間を短縮、システム連携による拠点内工程の全体最適化を図ることで、主要3拠点(首都圏IDC、中部IDC、近畿IDC)の実績平均値と比較して、拠点全体の生産性が約40%向上する計画だ。また、在庫ロケーションの自動管理によって棚卸業務の工数は既存拠点と比較して50%〜70%削減される見込みだ。標準規模の拠点ながら主要拠点に匹敵する出荷能力を確立し、東北・北海道エリア全体の供給リードタイム短縮に寄与する。

また地域住民とつながる場として、敷地内に「多目的交流エリア」を設置した。教育機関や地元企業との連携にも活用可能なフレキシブルな設計とし、雇用創出や地域経済の活性化に寄与する。人々が集い、活気が生まれる「東北IDC」は、物流効率化と地域連携を両立する新たな物流拠点モデルの確立を目指す。


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