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「“選ぶ”ってなんだろう?」主権者教育講座レポート兵庫県立尼崎稲園高等学校編

2026.04.16 15:00

2月5日、今年も兵庫県立尼崎稲園高等学校にお招きいただき、高校1年生のみなさんに向けて主権者教育の授業を実施しました。

テーマは「あなたならどうする? わたしたちの選択」。

「選挙」と聞くと、どうしても難しいもの、まだ自分には遠いもの、と感じる人も多いと思います。

今回の授業では、そんな距離を少しでも縮められたらと思いながら、候補者を比べて考えるワークや、選挙ルールを身近な事例から考える時間、そして模擬選挙に取り組みました。

実際に投票箱や記載台を使ってみると、ただ説明を聞くのとは違う空気が生まれます。

選ぶことの重みや、迷うことそのものの大事さが、少しずつ自分の感覚として立ち上がっていく。

そんな場面がたくさんありました。


アンケートでも、「難しいイメージが減った」「少し身近に感じた」「最後は自分で決めることが大切だと思った」といった声が多く、とてもうれしく読みました。

正解を覚えるというより、自分で考えて、自分なりに選ぶ。

その入口を一緒につくれたのだとしたら、こんなにありがたいことはありません。


今回、こうした時間をご一緒できた兵庫県立尼崎稲園高等学校のみなさん、本当にありがとうございました。

まっすぐに考え、率直に反応し、実際に体験しながら学んでくれた生徒のみなさんのおかげで、こちらもたくさんのことを学ばせてもらいました。


主権者教育は、選挙の知識を増やすためだけのものではなく、社会のことを自分の問題として考え、迷いながらも選び、関わっていく力を育てるものだと思っています。

これからも、そうしたきっかけを、ひとつずつ丁寧につくっていきたいです。


アンケート結果(概要)

授業後アンケートでは、非常に高い評価が見られました。

「楽しかった」「わかりやすかった」という入口の評価に加え、「自分で考えることができた」「これからに役立つ」といった、学びの質に関する評価も高く、実感の伴う学びになっていたことがうかがえます。


アンケートの自由記述

主に4つの変化が見えてきました。

① 模擬選挙が、“選ぶ実感”を生み出した

実際の投票環境を再現した体験は、多くの生徒にとって印象的でした。

“やってみる”ことで、選挙が一気に現実のものとして立ち上がっていました。


② 「難しい」から「自分ごと」へ

選挙に対する心理的なハードルが下がったという声も多く見られました。

「推し活」などの身近な例を通して、 選挙が“自分の感覚で考えられるもの”に変わっていったことがわかります。


③ ルールを知ることで、社会の見方が変わる

選挙の具体的なルールに対する驚きや関心も多く見られました。

制度を知ることが、“ニュースの理解”ではなく、 “社会の見え方そのもの”を変えていくことにつながっていました。


④ 「最後は自分で決める」という気づき

他者の意見と自分の判断の関係についての気づきも印象的でした。


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