「十和田湖の未来を語る東京フォーラム ご寄付のお礼」
「十和田湖の未来を語る東京フォーラム ~ 大町桂月と名勝価値の再発見 ~ 」の開催のご報告
2025年11月30日、東京都内にて「十和田湖の未来を語る東京フォーラム ~ 大町桂月と名勝価値の再発見 ~」を開催いたしましたので、ご報告いたします。
このイベントは、十和田湖・奥入瀬地域の国立公園指定の立役者となった文人・大町桂月の没後100年を機に、桂月をはじめとする往時の功労者の功績を再認識し、同地域の将来発展を展望し、自然と文化の複合価値を、東京を中心に全国に発信することを企図して開催いたしました。
特別展示として、桂月書の掛け軸、桂月の十和田湖周遊18日間旅程マップ、武田千代三郎青森県知事(当時)の「十和田保勝論」論文、高村光太郎による「乙女の像」制作中の写真、桂月メダル(高村光太郎の遺作)、与謝野晶子の桂月を慕った短歌など、貴重な資料を展示しました。なお、桂月メダルの東京での公開は初めてと考えられます。
第一部では、十和田湖・奥入瀬地域の自然美や同地域の国立公園指定に尽力した桂月の生涯についてのイントロダクション映像を放映するとともに、環境省国立公園課長の長田啓氏による国立公園制度、十和田市議会議員の中尾利香氏による桂月の十和田湖周遊時のエピソードや最近の十和田市の地域振興の取り組み、十和田奥入瀬観光機構元事務局長の山本隆一氏による桂月の十和田湖周遊ルートや新日本百景の湖沼部門に十和田湖が選定された経緯、乃村工藝社上席執行役員の小坂竜氏による高村光太郎作「乙女の像」のエピソードなどが紹介されました。
第二部では、大町桂月を語る会事務局長の谷川妙子氏から、桂月が筆の力で十和田湖を国立公園の候補地に押し上げた功績や与謝野晶子や夏目漱石との論争と交流等、高村光太郎連翹忌運営委員会代表の小山弘明氏から、津島文治青森県知事(当時)が光太郎に「乙女の像」の制作を依頼した経緯、「桂月メダル」の制作秘話、土佐酒造㈱代表取締役の松本宗己氏から桂月の全国の足跡、比較文化研究家のシエナ・デイリー氏から日本の国立公園とアメリカのナショナルパークの比較、環境省の長田啓氏から、十和田湖国立公園の休屋地区が環境省の「滞在体験の魅力向上先端モデル事業」に選定されたこと等が紹介され、充実した内容となりました。モデレーターの山田安秀より、桂月が全国の自然美を筆に刻んだことにより国立公園の価値を高めたこと、紀行文学という新しいジャンルを作ったこと、また与謝野晶子、夏目漱石と炎上したが実は交流していたことが後世に知られていないことから、桂月は再評価されるべきではないかと提起し、さらに国立公園の自然・文化・滞在経験等の多様な価値を発展させ未来に継承していくべきとして、パネルディスカッションをまとめました。
本フォーラムの参加は約100名を数え盛況の開催となりました。全国からご参加いただきました方々に感謝申し上げます。
また、ご後援、ご協力、ご寄付を賜りました皆様、心より感謝申し上げます。
以下に、フォーラムのパンフレット、イントロダクション映像、ご寄付者リストを掲載させて頂きます。
パンフレット(↓クリック)
イントダクション映像 (↓クリック)
【ご寄付者】
・株式会社サンコウ商事 (佐々木文雄) 様
・あおもり金矢ゴールドごぼう (山本克彦、山本隆一) 様
・東京三高会様
・小山弘明様
・萩原由紀子様
・榎本京子様
・株式会社スリー・シップス(宮崎浩光)様
・村上剛様
・大町教子様
・瀧昌子様
・鈴木容子様
・佐藤英明様
・柳田一弘様
・山田安秀様
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