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天気と呼吸の関係

2026.04.11 03:00

昨日は雨、そして今日は夏日に。春は天気も気温もころころ変わって自律神経の乱れ、ヴァータの乱れも出やすくなってしまいます。昨日のブログでもあげましたが、呼吸によって整えることができますが、天気と呼吸は、私たちが思っている以上に深い関係があります。

その中でも特に重要なのが「気圧」の変化です。気圧は目に見えないものですが、呼吸の質や自律神経の働きに密接に関わっています。


晴れている日や空気が澄んでいる日は、一般的に気圧が高い状態です。高気圧のときは空気が圧縮されているため、酸素の密度が高くなります。その結果、呼吸によって体に取り込まれる酸素量も増え、呼吸が深くなりやすくなります。副交感神経が優位になりやすく、リラックスしやすいのもこのためです。身体が安定しやすく、運動やヨガを行うにはとても適したコンディションといえるでしょう。


雨の日や台風の前などは気圧が低くなります。低気圧の状態では空気が膨張し、酸素の密度が低くなります。そのため、同じように呼吸をしていても体に取り込まれる酸素の量が少なくなり、体は無意識にそれを補おうとします。呼吸の回数が増えたり、浅く速い呼吸になりやすくなるのはこのためです。

また、気圧の変化は自律神経にも影響を与えます。内耳などが気圧の変化を感知し、それが脳へと伝わることで、交感神経が過剰に働きやすくなります。その結果、身体は緊張状態になり、呼吸はさらに浅くなります。低気圧の日に感じるだるさや眠気、頭痛などは、このような身体の反応と深く関係しています。


このような状態のときに大切なのは、「深く吸うこと」ではなく「しっかり吐くこと」です。吐く呼吸を意識することで横隔膜が本来の動きを取り戻しやすくなり、呼吸のリズムが整います。また、吐く時間を長くすることで副交感神経が働きやすくなり、乱れがちな自律神経のバランスも整いやすくなります。

ポイントはしっかり「吐ききる」こと。お腹を軽く使いながら息を出し切ることで、次の吸う呼吸が自然と深くなっていきます。


天気による体調の変化は避けられないものですが、気圧の変化に振り回されるのではなく、それに合わせて自分の身体を整えていきたいですね。

雨の日のたびに頭痛がする方、体が重くなってしまう方は、呼吸がうまくできずに酸欠になっている可能性もあります。そんな時ほどゆったりと呼吸法を取り入れてみてください。