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4/12 「信じ、受けるため」 三浦 遙牧師  聖句:ヨハネ20:19-31

2026.04.12 01:20

 イエスが亡くなった後、弟子たちはユダヤ人を恐れ、戸を固く閉ざして隠れていました。そんな弟子たちの真ん中に突然イエスが現れ、「シャローム(あなたがたに平和があるように)」と、ごく普段通りに挨拶をします。手とわき腹の傷を示し、肉体のままで復活したことを示したイエスに、弟子たちは心から喜びました。この出来事によって、弟子たちの心は変えられました。外の世界を恐れ、仲間だけの安全地帯に閉じこもっていた姿から、イエスとの歩みと復活によって与えられた希望を胸に、神のみ言葉を携えて歩み出す者へと変えられたのです。

 しかし、十二弟子の一人トマスだけはその場に居合わせず、復活のイエスを信じられませんでした。なぜいなかったのか、聖書には記されていません。絶望と後悔から一人引きこもっていたという説や、逆に使命感をもって宣教に出ていたという説があります。いずれにしても、トマスは自分だけの世界に捕らわれ、他の弟子たちとの繋がりを断っていました。しかし、イエスはどのような時も、隣人と共に歩むことを示されました。

 誰かを信じることは難しいものです。苦しみや悲しみ、目標や意気込みを誰かと分かち合うことは、出来そうで中々できません。今の不安な状況の中で、無力さを感じている方も、自分にできることをやっていこうとしている方も、その思いを分かち合っていただけたらと願います。

 塞ぎこむ思いの真ん中に、イエスが立って先の希望を示してくださるように、わたし達もその只中で神のみ言葉を聞き、実践していく者とされています。ただ家にいるだけでも、ただ集まるだけでもなく、この不安の中にある希望の光を指し示していくことができます。共に祈りを合わせ、悲惨な状況の中でも神の示す希望を体現していく、それが今のわたし達にも出来ることです。

信じない者でなく、信じる者とされた、あの心が変えられた瞬間を忘れないでください。キリストにお会いしてから心が変わったその時を思い起こしながら、御言葉と隣人を受け入れ、キリストの希望を指し示す歩みが、新しい一週間となりますように。