先日、知り合いの会社に少し顔を出した際、若い社員の方と話をする機会がありました。の続きを思い出して、、、
仕事の話から自然と家庭の話になり、「共働きが前提ですね」という言葉が、特別なものではなく、ごく普通の感覚として話していたのが印象に残っています。
今の社会では、共働きは珍しい選択ではありません。2024年時点で約1300 万世帯に達しているそうで、夫婦のいる世帯のうち、約7割が共働き世帯ということになります。
富岡市においても、仕事と子育てを両立しながら暮らしているご家庭は多く、
日々の生活は「どうやって時間をやりくりするか」の連続だと感じます。
一方で、子育てを支える制度や仕組みは、
この“共働き前提”という現実に、どこまで寄り添えているでしょうか?
保育園や学童、各種手続きや相談窓口。
制度としては整ってきているものの、
・平日の限られた時間での対応
・急な呼び出しへの対処
・家庭ごとの事情の違い
こうした部分で、実際の暮らしとの間にギャップを感じている子育て世代の声を、私自身も耳にすることがあります。
議員として感じるのは、
制度が足りないというよりも、「前提となる暮らし方」が変わってきているという点です。
かつて想定されていた、時間に余裕のある大人・祖父母などが家庭にいる形は、
今では多くの家庭に当てはまらなくなって、もっと言えば、祖父母共に70過ぎても健康で働いているという方が多いのではないでしょうか??
他の自治体では、(富岡市でもやっているものもありますが)
・オンラインで完結できる手続き
・相談しやすい時間帯の工夫
・学童や保育の柔軟な運用
など、共働き家庭の“時間の制約”を意識した見直しが進められています。
大きな改革ではなくても、使いやすさを重ねていく姿勢は、富岡市にとっても参考になる部分が多いと感じます。
子育て支援というと、どうしても「手厚さ」や「数値」に目が向きがちです。
しかし本当に大切なのは、
「困ったときに無理をしなくて済むか」
「この街で子育てを続けていけると思えるか」
そうした日常の実感ではないでしょうか。
子育て世代の皆さんは、言葉よりも姿勢を見ています。
現実を前提に考えているか、
一度決めた仕組みでも、必要があれば見直す覚悟があるか。
そうした点を、静かに、しかし確かに受け止めていると感じます。
共働きが当たり前になった今だからこそ、
富岡市の子育て環境も、その前提に立ち返って考えていく必要があります。
これからも現場の声を大切にしながら、
「頑張りすぎなくても暮らしが回る街」を目指して、
市政の中で一つひとつ提案していきたいと思います。