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【流 通】MS&ADインターリスク総研 損保関連で初めて気象予報業務の許可を取得

2026.04.14 00:40

MS&ADインターリスク総研は、気象ビッグデータ解析と保険データにおける過去の雹災害データをもとに翌日における降雹の有無を予測する降雹予測モデルを構築した。あわせて気象庁より気象予報業務の許可を取得し、予報業務許可事業者として降雹予測を提供することが可能になった。

なお、損害保険関連企業による気象予報業務の許可は、同社が初めて取得した。

近年、気候変動の進行などの影響によって、自動車や建物へ甚大な被害をもたらす雹災害が頻発している。こうした雹による被害を事前の備えにより抑制したいというニーズが高まる一方、降雹は局地的・短期的な現象であり事前の予測が難しく、対策の実施までに十分な時間を確保することができないという課題があった。

そこでMS&ADインターリスク総研は、気象ビッグデータ解析と保険データにおける過去の雹災害データをもとに独自のAI技術を用い、翌日を対象とする降雹予測モデルを構築した。また構築した降雹予測モデルの予測結果を提供するにあたり、予報業務許可事業者として気象庁より許可を受ける必要があることから、気象予報業務の許可取得に向けた取り組みを進めてきた。

MS&ADインターリスク総研の保有する雹災害による保険金支払実績データおよび気象ビッグデータ解析、独自AI技術を用いることにより翌日における降雹の有無を市町村単位で予測する。従来の予測と比較して広い範囲での予測ではあるものの、前日時点で翌日の降雹予測を提供することが可能となり、雹災害への事前対策を実施するうえで十分な時間を確保することができる。

構築した降雹予測モデルの予測結果を提供することを見据え、2025年10月23日に、気象庁より、気象業務法第17条の規定に基づき気象予報業務の許可を取得した。

今後、MS&ADインターリスク総研は事故発生時の「補償」だけではなく、事故や災害を未然に防ぐ「予防」を支援することも重要であるという認識のもと、降雹予測モデルの予測精度向上を図るとともに、今回開発した技術を他の自然災害に適用することについても検討していく。


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