ドロップシャフトの点検
2026.04.14 06:06
新しい年度がはじまりましたが、当社の最初の仕事は「特殊人孔蓋及びドロップシャフト調査工」です。聞きなれない名前が連続しますが、特殊人孔蓋というのは特殊な機能を持ったマンホールのふたのことで、これは今後の投稿でご説明したいと思います。
今回ご紹介するのはドロップシャフトという構造です。下水道は基本的に上から下に流れる水の流れを利用しているので、下流に行くほど地中深い位置を流れていきます。そのため途中の合流地点では、大きな落差が発生してしまうこともあります。
マンホールの中で汚水が滝のように流れ落ちる状況だと、いくつかの問題が発生します。
1.飛散する汚水から硫化水素が発生し、コンクリートを劣化させてしまう
2.水の流れがコンクリートを削ってしまう(洗堀)
3.騒音や臭いが絶えず発生してしまう
これらの問題の解決方法のひとつがドロップシャフトです。マンホールに大きな縦のパイプがあり、パイプの中を汚水がらせん状に流れていく構造です。高い位置から汚水が滝のように落ちることがないので、洗堀や硫化水素、騒音・臭気の発生を抑えることができます。
普段目にすることは絶対にありませんが、意外と東京中の地下のあちこちで、ドロップシャフトががんばっています。