「問題」が消えていく視点とは?
先日のALL EARS 実践編も、何記事も書けそうなほど深まり、有意義なレッスンとなりました。頂いた感想と内容のエッセンスについて残しておきたいと思います。
★参加者のご感想
昨日はありがとうございました
思考OSを書き換えることで、問題が起きなくなることの構造がわかったような気がします
これまでの癖で、悪いことが起きたときにどう対応するかを事前に準備しているという自分にもまた気付けました。それはつまり「悪いことが起こる」を前提に思考も行動もなされていたわけで、そりゃ人生を楽しめないよねーと。その思考癖をやめて、もっと自分の望みにフォーカスしていく人生を送りたいなと思いました。
事前準備力は、楽しい人生が待っている前提で活かしたいですね。
人の話を聴くときも、相手の問題をそのまま聴くだけではなく、相手の思考癖やそのOSの構造を見つつ話を聞いてみようと思いました。
そのためにはこちらはフラットな人になることが必要で、1年目の傾聴講座で言われた無私、無我になるやジャッジしない私になることが必要で、それと、問題を解決しようとせずに、構造をみることで、結果的には問題が解決するという、その仕組みもわかりました。
傾聴の奥深さをより一層感じました。
「問題」が消えていく視点とは?
悩んでいる。
でも、何が問題なのか、よくわからない。
そういうとき、たいてい「壺」を見ている。
壺とは、目の前に起きていること。相手の言葉、困った振る舞い、繰り返されるあの会話。
土とは、それを生み出している背景。その人を形づくってきた、見えない構造。
いつも病気の話をする同僚がいる。「またか」と思う。でもその人は、回復した喜びを誰かと分かち合いたいだけかもしれない。壺だけ見ていると、ストレスになる。土まで見ると、同じ話が違う響きを持ちはじめる。
視点がずれるだけで、「問題」は消えることがある。
準備することが、逆に足を引っ張ることもある。
旅行前に綿密なスケジュールをノートに書き溜めたお母さんがいた。現地で「15分後にバスが来る」という張り紙を見つけたのに、「私が調べた時なかったから間違いだ」と言い張った。
脳がサバイバルモードに入ると、過去のデータを「正解」にして、目の前の現実を排除する。
朝8時15分出発の船を予約していたのに、起きたら8時だった人がいた。普通なら終わりだ。でもその人はすぐ調べて、出発前ならキャンセル可能とわかり、8時14分に船をキャンセルしてバスに切り替えた。何食わぬ顔で目的地に着いた。
準備は、失敗を前提にしている。
その場その場で最適解を見つける、という姿勢の方が、結果的に遠くまで行ける。
過去を再生して、まだ来ていない未来を心配して、今をサバイバルモードで使ってしまう。
でも触れられるのは、いつも今だけだ。
その時になれば、その時の最適解が見つかる。そう自分を信じてみること。その積み重ねが、OSをすこしずつ書き換えていく。
今日、あなたは壺を見ていますか。
それとも、土を。