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Fashion Source: Art of Being

パスポート申請が家からできる時代。

2026.04.16 23:00

10月にクルーズ旅行を控えた母のパスポートの更新。最近はマイナンバーカードで申請できると聞いて、手伝うことになった。

東京アプリの時もそうだったが、母のスマホからのカード読み込みが、なかなかうまくいかない。何度も試して、ようやく法則を発見した。Aの画面を開きたいときは、Bのふりをしてログインすると開く。なぜだろう。

開いた。

手順を進めていくと、パスポート写真もスマホ撮影でいいらしい。しかも家の中で。

急きょ、母に口紅をつけてもらい、髪を整えてもらい、家の中の白い壁の前に立ってもらった。

「どう?」

「イヤリングしてもよかったけど、80歳のわりにはよく撮れてるんじゃない?」

「そうだね。いつもと違いすぎると、パスポート照合で顔が違うって、前みたいになかなか通してもらえなくなるから、これでいいよ」

半分諦めているのか、これが最適解なのか。


署名は白い紙に書いてもらって、それを撮影。文字が細すぎてもだめ、ピントが甘くてもだめ、影が入ってもだめ。地味に難しかった。

なんとかクリアして、次は旧パスポートの撮影へ。


そこで発覚した。パスポートの期限が切れていた。

「え?前回の旅行からそんなに月日が経っていたの?!」

「2024年4月まで。前回は、2023年10月の旅行だったね」


新規作成からやり直しになったけれど、一度通った道なので気は楽だった。

「じゃあ今度はイヤリングをつけよう。レフ板代わりに白い紙も持って」

不思議と、少し顔が明るくなった。


署名をやり直し、情報を入力し直して、申請ボタンを押して完了。あとは市区町村から戸籍謄本などが紐づけされて、不備がなければ2週間後にパスポートセンターで受け取れるらしい。

——と思っていたら、翌日、不備の連絡が来た。母のスキルではマイナポータルが開けないので、また次回見てあげることになった。

それにしても、パスポートという大事なものが、家の中で完結してしまう時代になった。免許更新のときにも感じたけれど、こういった用途の写真屋さんは、これからどうなっていくんだろう。


それにしても、パスポートという大事なものが、家の中で完結してしまう時代になった。また一つ、未来の中にいた。