【流 通】CTC 従業員の「ITの使いにくさ」を可視化するプラットフォーム提供
伊藤忠テクノソリューションズ(以下 CTC)は、従業員のデジタル体験(Digital Employee Experience 以下 DEX)分野の先進企業であるスイスのNexthinkとパートナー契約を締結し、DEX管理プラットフォーム「Nexthink(ネクスシンク)」の国内提供を開始する。
Nexthinkは、従業員が利用するIT環境の使いやすさやストレスを可視化し、課題の早期発見と改善を支援するSaaS型プラットフォームで、従業員の体験を定量的に把握し、業務効率化や働きやすい職場環境の実現に貢献する。サポートデスクを持つIT部門を中心に、業種・業態を問わず大手企業を対象として展開する。
テレワークやハイブリッドワークの普及により、従業員が利用する業務端末やアプリケーション、クラウドサービスは多様かつ複雑化している。従業員の生産性向上にはITストレスの軽減が重要であり、従業員からの相談に対応するIT担当部門の負荷軽減にもつながる。一方で従来のシステム管理では、システムの稼働状況は把握できても、従業員が感じるITの使いにくさやストレスの可視化には課題がある。
Nexthinkは、PCやアプリケーション、ネットワークの状況をリアルタイムで分析し、従業員が感じるITの使いにくさやストレスを可視化する。WindowsやMac、仮想デスクトップ(VDI)、モバイルなど、幅広い環境に対応する。
端末で生じる操作時のレスポンス低下やエラー状況などを自動的に収集・分析し、対象となる従業員数や業務への影響度、想定原因をダッシュボード上で提示する。さらに問題の兆候や原因をAIで分析し、アプリケーションの設定修正や再起動による自動修復など、従業員が自主的に解決することを支援する。IT部門が個別の問い合わせを受ける前に対処でき、迅速な問題解決とIT運用負荷の軽減を両立する。
CTCは、構想策定からPoV(価値検証)、設計、導入、運用・保守までを一貫して提供し、デジタルワークプレイス(※)全体の最適化を見据えて顧客企業と伴走する。既に国内の大手製造業において、数百台規模のPCを対象としたPoVを実施しており、今後、全社規模での問い合わせや障害対応の効率化などを想定している。
さらに、CTCグループが提供するAI PC環境「Digital Workplace for AI」とNexthinkを組み合わせることで、可視化された利用状況や課題をもとに端末性能や設定を最適化し、業務とIT運用の効率化を図る。
※ デジタルワークプレイス
ITを通じて従業員の業務体験(使いやすさ・快適さ)を高め、生産性向上や業務効率化を実現する働く環境のこと
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