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古民家ギャラリー懐古庵

達磨額に秘めた思い

2026.04.16 22:00

今回は、難解な崩し字で書かれた高尚な達磨額を紹介いたします。

1 はじめに

 何が書かれているのか?さっぱり判らない達磨額を譲っていただきました。

 古文書に詳しくはないため、正確には言い切れませんので先にお断りしておきます。

 今時のAIの力を借りながら調べた結果、高尚な祝意が書かれた額だと判明しました。

2 崩し字の解読

    智徳力行(ちとくりっこう)

   新家門案康(しんかもんあんこう)

   了園(りょうえん)

  ではないか? と思います。

 「案康」については、あまり自信がありませんが、当てはまる漢字として私なりに判断した次第です。


3 内容説明

(1)「智徳力行」とは 

  知恵と徳を磨き、

  何事にも精一杯努力して実行すること

 つまり、個人の内面を磨き、それを実行することを説いた

    不撓不屈(ふとうふくつ)

    自己研鑽(じこけんさん)   

に対する教えです。

(2)「新家門案康」とは

 新しく構えた家、またその一族・家族が、

  〇 安らかで健康であること

  〇 平和で穏やかであること

 つまり、家庭の平和と安泰を願う言葉であり、

一家の繁栄・家内安全・無病息災・厄除け

を願う祝辞です。

(3)作者「了園」とは

 特定の歴史上の巨匠と云うよりも、こうした縁起絵(墨画)を専門に手掛ける絵師や監修者の名としている者ではないか? と思います。


4 おわりに(結論)

 この額は、新築祝いや新たな家庭を持つ者に対して、祝意の気持ちで送られた物ではないか?  と思います。

 よって、懐古庵ではこの額を、

個人の修養と家庭の幸福を願う格調高い達磨額

として掲示しています。。

        古民家ギャラリー懐古庵