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藤村邦と渡辺俊之のブログ

2月から4月

2026.04.20 05:20

 落ち込みの波は私にもある。患者さんによってどの季節が苦手は違うが、私は2月から4月が比較的ダメである。母が亡くなったのが2月、緩和ケアに移行し、4月に亡くなった恩師。新年度というものにワクワクしたこともない。その前の卒業式や転出時の別れの方がキツイ 。おまけに今年はがんの定期検査が1月に出来ずに4月になっていた。

 恩師が亡くなった年齢と命日が近づくにつれ、サバイバー・ギルトが賦活されるのか「自分もそろそろ終わりかな」と寝ながら考えることもあった。ようするにプチうつで心気的だったのである。

 先週、金曜日は意を決して川越に定期検査に行ってきた。アルコールも減らして、後輩の担当外科医に会ってきた。某大学の客員教授で招聘されたという。腕と人格がよいから当然だ。二人で「母校には行っているかい」と確認しあうと「ぜんぜん」と二人の言葉が合っていた。

 定期検査は問題なかった。というか脂肪肝が改善していた。γGTPも二桁。痩せたんですかねと言われた。病的な痩せでないから大丈夫であります。

 あとは5月にまた大腸内視鏡やるだけだ。この一年に先にいった二人の患者さん。先生はまだ頑張ります。

 ブログを読んでいる患者さんや関係各位。今年も頑張って仕事していきます。

 落ち込みの2月から今までずっと聞いているのが、イタリアのシチリア出身のフランシスカ・グッチョーネである。殆ど知られていないけれど、彼女の単調でミニマムで深い曲は、物書きの頭を刺激してくれる。いつかは行ってみたいシチリアの地。