「きっかけのつくり方 」浅野八郎 著
この本のタイトルを知っている人は、昭和時代の人でしょう。
今は、電子bookでも出ているので、読みやすくなっていますので、図書館で探すより早いでしょう。
さてこの本は誰を対象としていたかと言えば、一般人よりはビジネスマンを主としていると言った方が良いかもしれません。勿論サブタイトルにもあるように、「ビジネスも恋愛も最初の3分間できまる」と書いてあるように、恋愛でも使えるツールであると言うわけですが。
とは言え、一読を終える時には、如何に、ビジネスで使えそうなネタがあふれているかを思い知らされるでしょう。
著者が心理学者である以上科学的分析に立っているようですので、多くの点で利活用できることと思います。ビジネス、特に人と接することの多い営業マンにとっては、「相手を知る」ツールが欲しいのも一つであるでしょうが、その一つともなるでしょう。
人を見る時は、顔・身なり・話し方などから第一印象を判断するものですが、やはり色々話してみないと第一印象だけでは分からない面が多くでてきます。その時、相手の性格判断を少しでもして、商談を進めやすい方向にもっていきたいものは誰しもでしょう。
メディアの広告が従来の宣伝として最大のセールスツールとしても多くの人々の目に広めたいものですが、知名度があれば、その会社名や商品名から、きっかけを作りやすいものであるのは言を待ちません。
それでも、初めての人に対しては、誰しも、「どんな人なのか」不安も交じりその時、従来からある、人相判断もツールのひとつとして研究している人もいるでしょうし、姓名判断もその一つに利用している人もいるでしょう。
ただ、ツールは基本的・原理的な内容が多く、そのままピタリとあてはめられることは少ないものです。ですから、多くの人と接触して経験を積む中から、判断力を養うのは誰しもであります。
内容としては従来から言われている基本的な事から著者なりの心理学の統計学的な分析判断方法論も書かれているので、一読の価値は大いにあります。
※「きっかけのつくり方 」浅野八郎 著 PHP研究所