全力とは何か?
高校受験が終了し、あとは発表を待つのみになりました。
問題を見る限りでは、
「おぉ、いい問題だなぁ」
と感じますが、受験生からしたら、不安や緊張を感じながら過ごしていることと思います。
お疲れさまでした。
今回は、今年の受験生を指導していて感じたことをお伝えしたいと思います。
現在の中学2年生や、今後の受験生に活用していただきたいと思います。
中学3年生になると、全員「上進連テスト」というテストを年に3回(8月、10月、11月)を受検します。
このテストでだいたいの志望校を決定していくことになります。
ただ、このテストの実施期間を見ていただければわかる通り、
中学3年間の学習範囲が出題されるわけではありません。
2学期後半・3学期に学習する内容は出題されません。
これは、上進連テストの批判ではありません。
この上進連テストで判定できるものは、その時点での「志望校に対する目安」であるということです。
ですから、
新潟県統一模試を活用してほしい、と思います。
全力塾も協賛塾となっていますが、宣伝というより、本当に活用した方がいいと感じています。
今回の入試でもかなり良い感じに傾向を分析しています。
漢字なんて、ドンピシャのものもありました。「衛星」とか。
ただ、【注意!】でもあるように、
「なぜ自分が間違っているのか?」の分析が大切です。
それは、「勉強時間が足りない」とかそういうものではなく、
記述などの採点が厳しいので、「どのように書けば正解だったのか?」をしっかり見直すことが大切です。
実力があるのに、模試で結果が出し切れない人のほとんどが、「答え方」で失点していることが多い。
実際、その部分を見直しただけですぐに成績が上がった人もいました。
では、勉強面。
定期テストは良いけど、模試や実力テストになると良くない、
もしくはその逆で、定期テストは良くないけど、模試や実力テストになると良い、
という人は、勉強のやり方を分ける必要があります。
塾はどちらかというと「繰り返す」ことよりも
「良問を解く」ことに重点を置いているところだと考えています。
「良問」とは?以前のブログ「どこで差がついているかわかった!」でもお伝えしたように、「条件整理」して解くような問題。
全力塾の新年度の学習では「条件整理」に力を入れていきます。
そして、生活面。
はっきり言えば、今回の入試で心配なのは、「スマホを持っていた人たち」です。
スマホを持っていて成績が悪い場合、原因は「スマホ」です。
ただ、安全面など便利な面も確実にあるので、「持つな」とは言えない。
僕が、これはダメだと思う「軸」は、
ということ。
ご家庭でも「ダメ」という軸を決めておきましょう。
そして、
調べるときに「スマホ」と思うかもしれませんが、絶対に教科書や辞書で調べましょう。
なぜなら、
そこに書かれている「因果関係」、「具体例」なども見てほしいからです。
あとは、
「活字離れ」という言葉がありましたが、最近は「マンガ離れ」も進んでいます。
学力が高い子どもの共通点の1つに「マンガを読んでいる」ことがあります。
そしてテレビも観てほしい。
「国語が苦手」の原因は、「読解力がない」と思われがちですが、「読解力」だけが原因ではありません。それは、
勉強を通して、確実に「読解力」は向上します。
ただ、「一般的なもの」を知らない限り、読解問題は解けない。
こういったものは、意外とテレビで学ぶことができます。
そして、
先ほど出てきた「条件整理」。これは、「遊び」の中で鍛えられることが多い。
「全力」とは何か。
僕は、
「才能を出し惜しみしないこと」と定義づけています。
僕自身、「勉強だけ」できた人間ではありません。。
マンガも大量に読んだし、テレビもよく観た。
今でも遊ぶことが好きだ。将棋とかだけど…。
何事にも「全力」になる。
僕自身が身をもってみなさんに伝えられることの一つです。
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経営者としても全力!
この春から新しい教室を開設します!
※新教室開設の準備のため、全力塾 上越校は3月13日(水)まで休校させていただいております。