カメラが教えてくれた、人生の深さ
2026.04.27 04:21
カメラが教えてくれた、人生の深さ
皆様こんにちは。角田顕一です。
今日は、私がカメラを通して感じる「人生の深さ」について、少し綴ってみたいと思います。
若い頃の私は、目の前の仕事をこなし、忙しさの中で毎日を走り続けていました。
立ち止まることより、前へ進むことの方が大切だと思っていたのです。
けれど年齢を重ね、カメラを手にしてから気づいたことがあります。
人生には、急いでも見えないものがある。
それは、朝のやわらかな光かもしれません。
風に揺れる花びらかもしれません。
あるいは、隣で笑う家族の表情かもしれません。
カメラは、それらを見つけるための道具でした。
写真を撮るとき、人は自然と立ち止まります。
しゃがみ込み、角度を変え、光を待ち、じっと見つめます。
その時間は、ただ景色を見ているようで、自分の心を見つめている時間でもあります。
「私は何に美しさを感じるのか」
「何を大切に思っているのか」
「今、どんな心で生きているのか」
一枚の写真には、撮った人の人生がにじむように思います。
若い頃には派手な景色に目を奪われました。
けれど今は、道ばたの小さな花や、使い込まれた椅子、夕暮れの静かな空に心が動きます。
それはきっと、私自身の心が変わってきたからでしょう。
年齢を重ねることは、失うことばかりではありません。
物事の味わい方が深くなり、小さな幸せに気づけるようになる。
それもまた、人生の豊かさなのだと思います。
これからもカメラを片手に、急がず、飾らず、その時その時の心を写していきたいと思います。
また次回も、のんびり綴ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。