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非常食

2019.03.14 06:00

東日本大震災から8年です。 

当時私は宮城県の海近くにあった仙台工場にいました。


生活環境と時代が変われば災害への備えも見直す必要があります。 

非常時の連絡手段と集合場所の確認、3日間の水、食料、燃料、トイレ、電源は確保しておきたいですね。今は便利なアプリやバッテリーもあります。 

食料、水には賞味期限がありますので、年に一度は確認しておきましょう。

期限が迫っていたら訓練と思って食べてみる事も大事。 


当社のコメ加工食品部から取扱い商品のサンプルを一つ貰いました! 


せっかくなので食べてみよう。

アルファ化米の賞味期限は5年。

賞味期限の長いイメージがある缶詰が約3年ですから、それ以上に長い賞味期限とは驚きです。

いつ起こるかわからない災害に十分対応できますね。

中には脱酸素剤と袋が一つ。 

片方は「プラ」しか書いてないのですが、味付け用の塩でした。

調理時間は一般的なアルファ化米と同じく熱湯の場合15分。水調理で60分。 

熱湯でも15分待たなくてはならないので、
カップラーメンと一緒に食べるには時間調整が必要です。

普通に売ってるカップお粥とかはどういう技術なのか気になるところ・・・。

アルファ化米もお手軽調理ができるものがあればもっと良いかも。

せっかちな私は大体こんなもんかな、というくらいで食べてみました。


フヨフヨした感じはあるけど嫌なニオイ等は全く無いですね。おコメの香りがします。

悪くない。

塩しか味が付いてないのにまずくない、というか味が付いてるものより美味いかも。

半分食べて残りはカップラーメンの残りのおつゆに入れて食べましたが、美味かった・・・。

凄い満足感でした。


アルファー食品さんの非常食は食物アレルギーへの対応を進めているそうです。 

非常時に食べられるだけでありがたい事ですが、少しでも選択肢が増え、普段に近い食事が出来ると心が落ち着きます。 




あの震災の時、私の場合は海から離れたところに住んでいたので、幸い自宅に戻ることが出来ました。

停電で溶けてしまう冷凍食品や悪くなってしまう生鮮食品から食べ、食材のストックもあったので、あまり災害用の食品は食べませんでしたが、災害の後、スーパーに商品が並びいつもの食材が手に入るようになり普通の食卓に戻った時、ようやく日常が戻った気持ちになったものです。

まだ小さかった娘の誕生日を、手に入った食材で作った鳥の唐揚げとケーキ代わりの手作りプリンでお祝いしたことは今も忘れられない思い出です。