【常総市】安養寺の称名桜
2026.05.05 19:12
称名(しょうみょう)とは念仏のことです。仏様の名前を唱えることをいいます。つまりこの称名桜とは、仏様を意味するサクラということができるでしょう。シダレザクラ(エドヒガン)と寺院の関係は古く、お彼岸に満開になるサクラとして、本堂の天蓋・瓔珞に見立てて、奇瑞の花としてお庭に奉納植樹されてきました。尚、安養寺の称名桜は、純粋なエドヒガンではないところが見どころです。純白の花、周辺のエドヒガンよりも遅い開花(ソメイヨシノとほぼ同時)、傘のような樹形。このような点からも大変貴重な名木だと思います。
茨城県ではこのような純粋なエドヒガンではないシダレザクラが多く見られます。これは気候と種の豊かさが関係していると思われます。詳しくは【つくば市】面野井の枝垂れ桜の記事を参照してください。