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毒親との距離② 縁を切るとか切らないとか

2026.05.07 09:20

前回の続きです。

今回は、毒親に気づいた後にくる段階。

縁を切る切らないのお話です。


縁を切らずに、うまくいくなら、

それが一番ですが、しかし、

一筋縄に行かないのが、

毒親との関係ですよね。


ちょっと、私の体験を見ながら、

一緒に考えてみましょう〜


縁を切るか切らないかについて相談したり

話したりすると、

抵抗感を示す部外者が多いと思います。

(なので、できれば、カウンセラーさんに

相談することをお勧めします)

例えば、

「縁を切るか、切らないかの二択で

考えるなんて極端だ」とか「自分勝手だ」とか、

「その後、(介護とか)どうするんだ?」など。

正論ですが…


ただ、忘れてはいけないのは、

毒親の被害者の多くは、

これまですでに、周りや先のことを考えて、

無理や我慢ばかりしてきた人です。


自分を殺してまで、

親や家族に合わせてきたのではありませんか?

それなのに、「先のことを考えたのか?」

「自分が良ければいいのか?」と言うのは、

酷だと私は思うんです。


毒親の元に生まれた人は、

生まれてからずっと、

毒親に侵害され続けてきました。

「安心な状態」を知らずに生きてきました。

「安心感」を実感したことがないことにすら

気づいていない人もいます。


常に、無意識のうちに

誰かに何かに心を侵害される

「不安と恐怖」を抱えています。


私の場合、初めは、

「できれば、毒親と離れたい。

だけど、それはダメな気がする。

どうしたらいいかわからない」

と迷いながら、10年が経ってしまいました。

その間、カウンセリングを受けたり

認知療法を受けたりして

毒親との接し方をあれこれ模索しながら、

様子を見ていました。


でも、最終的に、目の前に毒親がいながら、

安心感を味わうのは難しかった。

さらに、私の子どもたちにまで、

害が及び始めました。


それまで、そろりそろりとは、

実家と距離をあけていましたが、

最終的に50歳でチャンスを見つけて、

「家族を休む」という形で縁を切りました。

それから5年たちますが、

今の所、全く後悔はありません。


今後のことを考えると、

全く不安がないとは言い切れません。

「縁を切っても絶対に平気」と

簡単に言い切ることもできません。


ただ、先日、とても気持ちの良い夕方に

一人で散歩をしていると、ふと、

「もし、今、親と縁を切っていなかったら、

こんな風に心からの安らぎを味わえなかったな。

一生、自分の幸せに気づけず、

私は、死ぬ時に後悔しただろうな。

あの時、勇気を出して、縁を切って良かった〜」

と心の底から、じんわりと感じたのです。


実際に味わってみるまで「安心感」が、

こんなに素敵なものだと

知りませんでした。


それまでは、常に電話の音におののき、

メールに恐怖し、

何をするにも実家の家族の顔が浮かんで

大きな憂鬱に苛まれていました。

その強迫観念から、すっかり抜けるには、

縁を切ってからも3年かかりました。


今では、それまでが嘘のように

ちゃんと眠れるようになり

健康になり、心が穏やかで幸せになれました。


眠ることが、こんなにも活力と安らぎを

与えてくれること、

人は、安心すると、

こんなにも心も体も緩んで

満ち足りるんだと言うことを

50歳になって初めて知りました。


自分の人生を実家と切り離さなければ、

自分が健康を害して、

心を殺してゾンビのように生きていたと思います。


よく言われるのが、

全ては自分の心の中で起きていること。

隣に嫌な人がいても、

辛いことがあっても、

自分が変われば、環境に関係なく、

自立はできる。

だから、人や問題を遠ざけることは、

解決にはならない、と。

確かに、その通りだと思います。

自分に向き合うことは、必須です。


ただ、それは、正論ではあるけれど、

かなりレベルの高いことだと思うんです。

私は凡人なので、難しかった。


例えば、ぐっすり眠ったことのない人が、

工事現場でドドドドガガガガしている真横で、

「気にしなければ、眠れます」って

言われても、そんなの眠れません。

「ぐっすり眠る」感覚を知るには、

静かで心穏やかになれる部屋に

移動して眠る必要があると思うのです。


もちろん、縁を切れば

全ての問題が解決するわけではありません。

同時に、自分に向き合い、自己の追求を

続けることは必要です。


でも、だからと言って、我慢をするのではなく、

自分が、今やってみたいように

やってみるのがいいと思います。

自分がいいと思う方法を試してみては

いかがでしょうか?


その際に気をつけることは、

感情的な勢い任せで決めるのではなく、

心が穏やかな時に、

冷静に決めるのをお勧めします。


私は、迷っていた10年の間に、

カウンセラーさんの勧めで、

毒親・家族に伝えたいことを手紙を書いて、

言いたいことを伝えるを準備していました。

これが、とても役に立ちました。


まずは、試しに、毒親への手紙を書いてみるのを

お勧めします。


すぐには渡さないで、

時折、書き直して、見直していくと、

自分なりの毒親との距離を見つけられると思います。


人によっては、書いてみたら、

話し合う気持ちになるかもしれないし、

私みたいに、縁を切る覚悟を決めるかもしれない。

結果は、それぞれ違っていいのです。

自分の気持ちを知ることが大事なのです。


そして、誰がなんと言おうと、

あなたは、これまで頑張ってきました。

ご自分の人生の問題に気づいたことは

素晴らしいことです。

引き続き、自分の安心と幸せのために

一緒に成長していきましょう〜🤗


追記

「ぐっすり眠る」「安心感」「本当の健康」の

本当の意味を知らない人が、驚くほど多いです。

低調であることに慣れてしまっているのでしょう。

これは、日本社会の深刻な問題だと思います。

自分がおかしいと気づけない人が多いから、

日本には毒人が多いのかもしれません。