皆様こんにちは。角田顕一です。
皆様こんにちは。角田顕一です。
これまで「変わらないもののありがたさ」、そして「変わっていくものとの向き合い方」について綴ってまいりました。
今日はその先にある、「手放すことと残すこと」について考えてみたいと思います。
日々の暮らしの中で、私たちは知らず知らずのうちに、多くのものを抱えています。
思い出、習慣、人との関係、そして自分自身の考え方。
それらはどれも大切なものですが、時には手放していくことも必要なのかもしれません。
手放すというと、どこか寂しい響きがあります。
けれどそれは、「失うこと」とは少し違うように思います。
役目を終えたものに、静かに「ありがとう」を伝えて見送ること。
それが、手放すということなのではないでしょうか。
例えば、かつて大切にしていた習慣。
今の自分には合わなくなったとしても、それがあったからこそ今がある。
そう思えたとき、無理に抱え続ける必要はなくなります。
一方で、どんなに時間が流れても、手元に残しておきたいものもあります。
それは形のあるものだけではなく、心の中にある感覚や記憶かもしれません。
何気ない会話のぬくもり。
繰り返してきた日々の安心感。
ふとした瞬間に蘇る、大切な人の面影。
そうしたものは、たとえ形が変わっても、私たちの中に静かに残り続けます。
写真を見返すとき、いつも感じることがあります。
そこに写っているのは過去の一瞬ですが、そこに込めた想いや空気は、今もどこかで生きているということです。
だからこそ、無理にすべてを抱えようとしなくてもいい。
そして、何もかも手放してしまう必要もない。
自分にとって本当に大切なものは何か。
それを見つめながら、手放すものと残すものを選んでいく。
その繰り返しが、これからの自分を少しずつ形づくっていくのだと思います。
変わらないものに支えられ、
変わっていくものを受け入れ、
そして、手放しながら残していく。
その積み重ねの中に、穏やかな暮らしの輪郭が見えてくるのかもしれません。
また次回も、静かな時間の中で感じたことを綴ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。