AI時代の本づくり|ウェビナー編集後記
昨日のミニウェビナーでは、AIと一緒にKindle本を作った話をしました。
Kindleでセルフ出版をしている人は、世界のどこかにはいます。でも、自分の周りを見渡すと、ほとんどいない。そのニッチな話をなぜか企画してしまった私は、一体何を伝えたかったのか。
最後の質疑応答では特にご質問がなく、音声入力で、ChatGPTに振ってみました。すると「一番何を伝えたかった?」と聞かれて、そこで初めて、自分が思っていたことに気づきました。質問されること大事です。
AI時代は、誰でも「本」を作れます。人生の経験をまとめたものを、形にできます。
今回、ずっとAIに向かって音声入力で話し続けました。話した内容はリライトされ、章ごとにファイル名が付けられ、Claudeのアーティファクトに収まっていきました。最後に「Kindleファイルにまとめてください」と言ったら、完成していました。
PCを本格的に使ったのは、レイアウトの最終確認と、出版プラットフォームへのデータ送信くらいです。
「著者」という言葉のイメージを、もう上書きしていい。それくらい、手軽なものになりました。
節目ごとに「本にする」という行為には、不思議な効果があります。経験をいったんコンセプチュアルに外に出しておくと、脳がクリアになります。新しいことを受け入れる余白が生まれる。今を生きることにもつながっている、という感覚があります。
もっとも、それが好きなのは、私という人間の性分かもしれません。
でも、もし誰かの中にも、
まだ言葉になっていない経験や問いがあるなら、
それはもう「本」になる可能性があるのだと思います。
書くのではなく、話してみる。
まとめるのではなく、AIと対話してみる。
その先に、自分の人生を少し違う角度から見直す時間が
生まれるかもしれません。