「宇田川源流」【現代陰謀説】 幽霊の正体は「音」とカナダの研究チームは言っているが・・・
「宇田川源流」【現代陰謀説】 幽霊の正体は「音」とカナダの研究チームは言っているが・・・
毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしています。さて、普段んは本当の陰謀や戦争などにつながる話を書いていますが、たまには異なる内容を見てみようとおっ持っております。実際に、陰謀ではないのですが、その他の「サブカルチャー」的な内容を見てみたいと思います。実際に「陰謀」と「オカルト」は全く異なるものですが、一方で日本では双方ともにサブカルチャーに属しているということになります。
さて、以前にも同様の内容から「UFO」に関する内容は見てきました。もちろんUFOであるといっても、それは必ずしも宇宙人とは限りません。何らかの新兵器である可能性もありますし、また、未確認部隊である可能性もあるのですから、そのような場合は、陰謀の一種であるということになります。
さて、今回はその「派生形」かもしれませんが全く異なる「幽霊」です。
幽霊に関しては、私は個人的に「いる」と信じております。まあ、私の個人の考え方からすれば「目に見えないこと・科学的に証明できないこと」であっても、「存在する」ということがありうるということになります。実際に科学ではかいめいできないことがまだいろいろとあると思いますしまた、その内容が「信じることによって存在する」ということもあるのではないでしょうか。
妖怪に関しても、見えないし存在しないかもしれないが、しかし、確実にいるものであると思っています。そしてなぜかその「妖怪」は「世界でほとんど同じような内容になっている」ということになっているのです。
さて、今回はカナダの研究チームがその幽霊の正体が音であると研究結果を話したということになっています。その内容について、私のように信じている人が何を考えるのかを見てみましょう。
<参考記事>
幽霊の正体は「音」か!カナダ研究チーム、古い建物に幽霊が出る理由を本気で研究 超低周波音の影響を解明
2026年5月3日 8時50分 よろず~ニュース
https://news.livedoor.com/article/detail/31165822/
<以上参考記事>
このニュースで紹介されている研究は、「幽霊の正体は音である」と断定したというよりも、「人間は、超低周波音によって“幽霊がいるように感じる状態”になる可能性がある」という研究です。特に、人間の耳には聞こえない20Hz以下の超低周波音(インフラサウンド)が、不安感や緊張感、ストレス反応を引き起こす可能性があるとされています。古い建物では、老朽化した配管や換気設備、地下構造などからこの超低周波音が発生しやすく、「何かいる」「見られている」「嫌な気配がする」という感覚につながる可能性がある、という内容でした。
しかし、この研究をそのまま「だから幽霊はいない」と結論づけるのは、少し飛躍があります。むしろ興味深いのは、人類が古来から語ってきた“霊的体験”と、音・振動・空間環境との間に、何らかの接点が存在する可能性が見えてきたという点です。
そもそも、幽霊や妖怪という存在は、単なる近代オカルトではありません。日本では古代から、山には山の神が宿り、川には水神が宿り、古い家には付喪神が宿ると考えられてきました。これは単なる迷信ではなく、「人間の感覚では説明しきれない何かが、この世界には存在する」という認識です。
日本文化における幽霊は、西洋のゴーストとは少し違います。西洋では死者の霊は恐怖の対象として描かれることが多いですが、日本では祖霊信仰と結びついています。つまり、死者は完全に消える存在ではなく、「この世に影響を残し続ける存在」と考えられてきました。お盆や慰霊、鎮魂という文化が成立していること自体、「見えない存在との共存」が日本文化の根底にあることを示しています。
そして面白いのは、昔の人々が「霊が出る場所」として語ってきた場所が、実際には特殊な音響環境や地形環境を持っている場合が少なくないことです。
例えば、古い神社や寺院、洞窟、山岳地帯、地下空間などは、風や地鳴り、建物の共鳴によって低周波振動が発生しやすい場所です。人間は超低周波音を「耳」で聞くというより、「身体」で感じます。胸がざわつく、呼吸が浅くなる、理由なく不安になる、背後に気配を感じる、といった反応は、音というより生理反応に近いのです。
つまり、昔の人々は科学用語を持たなかっただけで、「この場所には何かある」という身体感覚を、霊や妖怪という言葉で表現していた可能性があります。
ただし、それだけで全ての霊現象を説明できるわけでもありません。
なぜなら、世界中には「複数人が同時に同じものを見た」「後から確認すると実在人物だった」「その場にいなかった人間の存在を感知した」とされる体験談が、時代や文化を超えて大量に存在するからです。もちろん、その全てを真実とは言えません。しかし同時に、全てを幻覚や錯覚として片付けるのもまた、科学的態度とは言えません。
科学とは、本来「わからないものを否定する」ためではなく、「わからないものを観測し続ける」ための営みです。
実際、かつて人類は電波も放射線も重力波も見ることができませんでした。しかし、存在していなかったわけではありません。観測手段がなかっただけです。近年では、人間の感覚や意識そのものが、電磁場や微弱振動、脳波環境の影響を強く受けることも分かってきています。
その意味では、「霊的存在がいる」と考える立場と、「超低周波音などの環境要因がある」と考える立場は、必ずしも対立しません。
むしろ、「人間は特定の環境下で、通常とは異なる知覚状態に入る」という研究が進めば進むほど、「古代宗教や民間伝承が語っていた“異界感覚”とは何だったのか」という問いに近づいていく可能性があります。
妖怪研究で有名な 柳田國男 や 水木しげる も、「妖怪は単なる作り話ではなく、人間が自然や死者や未知と向き合う中で生まれた感覚の記録」であると考えていました。
つまり、今回の研究は「幽霊はいない」という話ではなく、「なぜ人間は古来から霊的存在を感じ続けてきたのか」を科学的に探る入り口だと見るべきでしょう。
人間は、見えるものだけで世界を認識しているわけではありません。空気の振動、場の雰囲気、建物の記憶、人の感情、土地に残る歴史――そうしたものを総合して、「何かいる」と感じる存在です。
だからこそ、幽霊や妖怪は、単なる恐怖ではなく、人間の感覚・記憶・信仰・環境が交差する場所に現れるものなのかもしれません。