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大阪ブルテオン、ジェイテクトとの死闘を3対1で制し、ファイナルへ

2026.05.10 18:10

2026年5月10日、Asueアリーナ大阪にて大同生命SV.LEAGUE MENのチャンピオンシップセミファイナル第2戦が開催され、大阪ブルテオンがジェイテクトSTINGS愛知をセットカウント3対1で下し、ファイナル進出を決めた。第1、第2セットは拮抗した展開から終盤に大阪ブルテオンが抜け出して連取した。第3セットはジェイテクトSTINGS愛知が奪い返したものの、第4セットは西田有志のサービスエースなどで再び主導権を握った大阪ブルテオンが取り切った。

大阪ブルテオンのサムエルボ・ペッテリ・トーマス監督は、プレッシャーのかかる中でファイナル進出を果たした喜びと、選手たちへの深い感謝を述べた。安定した攻撃力を持つジェイテクトSTINGS愛知に対して苦戦する場面や焦りが出る展開もあったが、自らブレイクを取り続けたことが勝利を引き寄せたと分析した。特に西田有志と富田将馬が攻守の中心としてチームを牽引し、大きな負担の中で役割を果たしたことを高く評価した。

ミゲル・ロペスは、肉体的だけでなく精神的にも非常に過酷な試合だったと振り返った。困難な状況下でも冷静さを保ち、昨シーズンにファイナル進出を阻まれたジェイテクトSTINGS愛知に対する複雑な感情をうまくコントロールできたことが結果につながったと語った。自身だけでなく西田や富田らとともに攻撃の役割を担い、アントワーヌ・ブリザールの加入もチームにとって大きな助けになったと語り、ファイナルでのタイトル獲得に向けて意気込みを見せた。

西田有志はサポーターへの感謝を伝え、非常にタフな試合だったがしっかりと勝ち切ることができたと振り返った。ファイナルに向けては、あとは1週間やるだけなので、何も背負わずに自分たちがやるべきことをやっていきたいと語った。また、監督やロペスは、大きなプレッシャーの中で、富田将馬がチームの勝利に欠かせない役割を果たしていたと語った。


一方、ジェイテクトSTINGS愛知の真保綱一郎監督は、大阪ブルテオンのバレーボールを称えつつ、自チームも引けを取らない良いプレーを見せていたと語った。勝敗を分けた小さな差を今後の糧とし、さらに成長した姿を見せたいと前を向いた。トップレベルの西田に対してベンチの指示や本人の感覚による変化に対応しきれなかった点も勝負の分かれ目になったと分析した。


高橋和幸は、あと1、2点の差で敗れた悔しさを受け止めつつ、ファンの後押しに感謝し、バレーボールを楽しめたことやチームメイトへの感謝の意を表した。藤中謙也は、相手を崩しきれなかったことが敗因だったと冷静に振り返り、自身の活躍よりもチームの勝利を最優先にプレーしていたが結果に届かず、今シーズンの悔しさを来シーズンにつなげたいと総括した。トリー・デファルコは、新しいシステムや選手の中で試行錯誤したことが楽しかったと語り、自身の成長や日本語の上達を喜ぶとともに、大阪ブルテオンの活躍を祈った。


大阪ブルテオンは、苦しい場面でもブレイクを取り続けた底力、西田・富田・ロペスらが担った攻守の役割、そしてチーム全体の結束で、2日間のシリーズを制し、ファイナルへと駒を進めた。頂点まで、あと1勝だ。


取材:Tomoyuki Nishikawa / SportsPressJP