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神様に呼ばれる神社参拝

東京パワースポット巡り<増上寺>

2019.03.16 08:11

芝大神宮から徒歩で移動して、増上寺へ。寛永寺は割とこぢんまりとした雰囲気だったので、増上寺はどうなのかな?と思いながらてくてく歩いて、大門をくぐり、三解脱門の前まで来て、そういえばテレビで見たなあと思い出しました。この三解脱門からの眺めが良いそうです。


三縁山広度院増上寺(さんえんざん こうどいん ぞうじょうじ)

 9世紀に空海の弟子の宗叡が武蔵国貝塚(今の千代田区麹町・紀尾井町あたり)に建立した光明寺が増上寺の前身とされます。その後、室町時代の明徳4年(1393年)、浄土宗第八祖酉誉聖聡(ゆうよしょうそう)の時、真言宗から浄土宗に改宗し、寺号も増上寺と改めたそうで、この聖聡が、実質上の開基です。貝塚から、一時日比谷へ移った増上寺は、江戸城の拡張に伴い、慶長3年(1598年)、家康によって現在地の芝へ移されます。寛永寺を江戸の鬼門である上野に配し、増上寺を裏鬼門の芝の抑えとしたようです。


 境内に足を踏み入れると、本堂と東京タワーが目に飛び込んできます。平日の朝のため人はまばらで、こちらでも出勤前に足早に参拝する人たちを見かけます。大きな本堂に入ると、遠くの方に御本尊の阿弥陀如来像が見えます。目の前には参拝者用の椅子がたくさん並んでいて、出勤前と思われる会社員風の人たちが静かな時間を過ごしています。信仰心が厚いというよりは、今日一日を乗り切るためのエネルギーを充電しているのか、とにかく疲れた心を癒しているのか、静かで落ち着く雰囲気に身を任せているようです。私も参拝というよりは、休憩のために椅子に座って、しばらく静かな時間を過ごしました。

重い腰を上げて、次の目的地へ。


こんなにすぐ近くで東京タワーを見上げたのは、生まれて初めてかもしれません。


いつもありがとうございます。

見えない世界を伝える神社ナビゲーター

市口哲也