学用品の学校備品化について(一般質問)
令和7年第3回定例会において、「市長の政治姿勢」、「教育環境の充実」の2つの観点から一般質問しました。「市長の政治姿勢」に関しては、2期目の任期も折り返しを過ぎた中、選挙時に掲げた「マニフェスト」の進捗状況や今後の市政運営について質問しました。また、「教育環境の充実」の一環として、学用品の学校備品化について取り上げました。このテーマは、保護者等の皆さまからもご要望いただいたものです。以下、概要(一部抜粋)となります。当日の一般質問の模様は、マックテレビ・三沢市議会だより・三沢市議会公式YouTubeチャンネル等からご覧いただけます。
質問1
市長マニフェストの進捗状況について、自身の評価は?
答弁1
2027年度を目標年次と掲げていることから、現時点では目標値に達してはいないものもあるが、総じて多くの項目で着実に進展が見られており、概ね良好に進捗しているものと認識している。
質問2
残りの任期中、何を重点的に取り組むか?
答弁2
岡三沢5・6丁目地区の移転問題、焼山地区の活性化の取り組みに加え、公共施設等の適正管理に向けた方向性の検討を加速させる。また、厳しい財政状況下ではあるが、社会経済状況を注視しながら、国や県の補助金等を活用するなどして、既存事業の充実や住民の求める事業や政策に注力する。
質問3
当市における「学用品の学校備品化」の現状は?
答弁3
現在、保護者等への経済的負担軽減策として、要保護・準要保護世帯に対して学用品費等の援助を、また、特別支援学級在籍世帯に対しては就学奨励費補助金を設けているが、その他の児童生徒をもつ世帯への補助等は行なっていない。また、算数セットや彫刻刀、裁縫セット等をはじめとする教材の学校備品化についても保護者負担としている状況である。
質問4
「学用品の学校備品化」ついて、今後の取り組みは?
答弁4
国や県の対応や他自治体の取り組み事例等の調査を進めるとともに、各学校へのヒアリングを行い、保護者負担で購入している学用品の内、学校備品化できるものの精査を進める。その上で、保護者負担が軽減され教育環境の向上にも繋がっていくような学校備品の整備を進めていけるよう協議していく。
※「学用品の学校備品化」とは、、、
算数セットや彫刻刀、裁縫セットといった補助教材等を学校備品として整備し、子どもたちが授業等で使用する際、必要に応じて貸し出すイメージです。
近年、徐々に、この学用品の学校備品化に取り組む自治体が増加傾向にあります。また、「骨太方針2025」の中にも、「学用品の学校備品化の取り組み周知を推進する」旨の文言が盛り込まれました。
国の令和5年度調査によりますと、公立小学校入学後にかかる費用の内、学用品などが含まれる学校教育費は全国平均で年約8万円、公立中学校では約15万円もの、いわゆる「隠れ教育費」が年々増加傾向にあり、子育て世帯の家計を圧迫しています。また、保護者の方々からは、小さな教材一つひとつに記名を行う作業が非常に負担に感じるとの声もあります。一定期間しか使用しない教材が廃棄されることも。これは、非常に勿体ない。児童生徒間で教材等をシェアして使用することで、みんなのものを大切に使おうという意識付けにもつながるものと考えます。
「学用品の学校備品化」は、子どもたちの教育環境の充実、さらには子育て家庭の様々な負担軽減にもつながります。三沢市でも出来るところから着実に取り組んでいただきたいと思います。