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不登校支援/歯と口の健康づくり(一般質問)

2026.03.07 04:05

 令和8年第1回定例会において、三沢市における「不登校支援について」、「歯と口の健康づくり」の2点について、一般質問しました。以下、概要(一部抜粋)となります。当日の一般質問の模様は、マックテレビ・三沢市議会だより・三沢市議会公式YouTubeチャンネル等からご覧いただけます。


質問1 

「歯と口の健康づくり」について、取り組み状況は?

答弁1 

当市では、12歳児のDMF歯数(虫歯や治療した歯の本数を合計した指標)が県内10市で最も良好な水準であるなど、成果があらわれてきている。一方で、成人期における(歯周病検診)受診率向上等が今後の課題であるため、引き続き、関係機関等と連携し、各ライフステージにおける切れ目のない取り組みを進めていく。


質問2 

当市における不登校の現状は?

答弁2 

不登校児童生徒の出現率は、全国及び県の値を下回っているものの、増加傾向にある。また、不登校の要因は一層多様化してきており、学校だけで全ての課題に対応することが難しくなっている。


質問3

支援体制について

答弁3

今年度は、各相談員等の配置による校内支援体制の強化を図った。さらに、教育相談センター(ビードル―ム)においても、保護者等からの相談業務や通室している児童生徒の個別学習支援にあたっている。


質問4 

今後の支援策について

質問4 

スクールソーシャルワーカーの効果的配置、不登校支援ガイドラインの整備、保護者向けセミナーや相談会の開催をはじめ、教育、福祉、民間団体等の連携を深めながら、「誰一人取り残されない学びの保障」に向けたきめ細かな対応に取り組む。


参考1 「歯と口の健康づくり」の重要性

 歯と口の健康を維持することは、食べる・話す・笑うといった日常生活の基本機能を支えるだけでなく、糖尿病や心疾患、がん、誤嚥性肺炎などの重大疾患との関連性が明らかとなっている「歯周病」を予防する上でも有効であることから、身体やこころの健康と同様、「歯と口の健康づくり」は、健康寿命の延伸や生活の質向上にとって極めて重要な取り組みであると言われています。

 これまで、国においては、歯と口の健康づくりを通じた健康寿命の延伸に関する取り組みの一環として、「8020(ハチマル ニーマル)運動」、すなわち「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という目標を掲げ、歯科・口腔保健施策の推進が図られてきました。近年では、幼少期からの虫歯予防や生活習慣、食習慣の改善などのこれまでの取り組みに加え、加齢によって噛む力や飲み込む力といった口腔機能の低下から栄養不足や全身機能の衰えにつながってしまう、いわゆる「オーラルフレイル」対策も盛り込まれ、フレイルから続く要介護状態に陥ることなく、健やかで自立した生活を長く保つため、いかに早期に把握し、予防や改善につなげることができるか、また、歯と口の健康づくりに関する正しい知識や習慣を幼少期や若い頃から身につけることができるか、といった点が重要であると考えられています。


参考2 

 国によると、不登校であるのにも関わらず、学校内外の専門機関で相談・指導等を受けていない小中学生が全国で4万人以上いるとのことです。社会全体でこの現状を変えるために、悩みを抱える子どもたち一人ひとりに寄り添った取り組みが必要です。

 不登校の背景には、いじめや人間関係、学習不安、家庭環境、発達特性、心身の不調など、様々な要因が複雑に絡み合っているとされており、その対応は一律ではなく、児童生徒一人ひとりに寄り添った、個別最適な支援体制が求められます。そして、何より重要なのは、「学校に戻すこと」を第一の目標とするのではなく、「子どもたちの学びを止めないこと、社会とのつながりを切らさないこと」であると考えます。

 当市では、昨年10月に子どもの教育支援などに取り組むNPO法人カタリバと不登校児童生徒の支援に関する連携協定を締結し、新たな実証事業が始動しました。この事業は、東北では三沢市が唯一対象となったものであり、市が進めていく教育・福祉部門の連携による支援体制づくりなどについて、カタリバが伴走支援を行い、支援の手が届かない子をゼロにすることなどを目指します。民間の専門的知見を活用しながら、「誰一人取り残さない学びの保障」にむけた、今後の実効性ある取り組みを期待したいと思います。