【知 識】東急とアットホーム 定額制宿泊サービスとまち歩きコンテンツアプリが提携
東急とアットホームは、東急が提供する定額制宿泊サービス「ツギツギ」と、アットホームが運営するまち歩きコンテンツアプリ「膝栗毛(ひざくりげ)」に関する業務提携契約を締結した。両社が取り組んできた地域との接点づくりを生かして、まち歩き体験と宿泊をつなぐことを目指す。まずは「膝栗毛」で獲得したポイント「文(もん)」を、「ツギツギ」の宿泊ポイントに交換できる仕組みを開始した。
「ツギツギ」は月額で宿泊ポイントを購入し、全国450(※)以上の提携ホテルを自由に選んで泊まれる、東急が提供する定額制の宿泊サービスです。2泊・5泊・14泊の計3プランから宿泊数を選べる仕組みで、いずれのプランも同伴者1名分が無料のため、カップルや親子、友人同士など、2人で宿泊できる。
「膝栗毛」は、「何気ない道が、エンターテインメントに」をコンセプトにアットホームが提供する無料アプリで、まち歩きやアプリ利用などを通じて獲得したポイント「文(もん)」を商品に交換することができる。その他、固有の歴史や郷土文化などを紹介する「オリジナルマガジン」、地域の物語を知ることができるGPS連動型「音声ガイド」など、まち歩きに関するコンテンツを有している。地域とユーザー、ユーザー同士のコミュニケーションを促進する。
今回の提携によりユーザーは、「膝栗毛」内のポイント「文」を「ツギツギ」の宿泊ポイントに交換することができるようになる。交換レートは500文=「ツギツギ」宿泊ポイント1ポイントで、「ツギツギ」では宿泊ポイント10ポイントで1泊分宿泊できる。対象ルートは「膝栗毛」内「東海道五十三次」ルートで、今後は順次貯めた「文」を「ツギツギ」の宿泊ポイントに交換することができるルートを拡大する。これにより「膝栗毛」が生み出すまち歩き体験と、ツギツギが提供する地域滞在の仕組みをつなぐことで、宿を起点にまちへ出て歩き、その土地の歴史や文化、人との出会いを知りながら楽しみ、また泊まりたくなる旅のあり方を広げていき、再訪につながる流れを生み出すことで、地域内の回遊促進や滞在価値の向上、再訪機会の創出を目指す。
近年、観光需要の回復に伴い多くの観光地が賑わいを取り戻す一方で、短時間の立ち寄りにとどまる旅行スタイルや特定エリアへの集中などが課題となっている。こうした中で、地域を歩いて魅力を知る体験と、地域に泊まり滞在する体験を組み合わせることで、地域をより深く知り楽しむ旅のあり方が求められている。
東急は交通・不動産・生活サービスなどを通じた「まちづくり」を事業の根幹に据え、地域に人の流れを生み出す取り組みを進めてきた。アットホームは不動産情報サービスを基盤としながら、地域との接点づくりや地域共創の取り組みを展開している。
両社が取り組んできた地域との接点づくりを生かして、まち歩き体験と宿泊を接続する提携を開始することで、まち歩きによる地域の魅力発見と宿泊による滞在体験を接続し、地域との継続的な関係づくりを促進する。今後も、まち歩きと宿泊を組み合わせた新しい地域体験の創出を通じて、地域への来訪促進や関係人口の拡大、地域活性化につながる取り組みを推進する。
※2026年5月13日現在
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