His writing
2019.03.14 03:34
昨年の再来日時、皆さまに配布した小冊子に掲載したシャームジ直筆のデーヴァナーガリ文字によるマントラです。
この文字を見たかたの中には、「なんだかわからないけど、涙が出て来た」というかたも。
シャームジ本人は「自分の字は好きじゃない」そうですが、端正で美しい筆跡です。
このマントラの意味は、一般的には「非真から真実へ。暗闇から光明へ。死を越えて不滅へ」と訳され、最後に「シャンティ(平安)」が三度繰り返されます。
目に見える物質的な世界から、真実の私達である内なる神、アートマ(真我)へと導いてくださいと祈りを込めて唱えるマントラで、肉体、生命、魂を司るガヤトリー女神の恩寵を乞うガヤトリーマントラのあとで、唱えられることが多いです。
美貌のわりには野太い声のシャームジですが、マントラを唱える時は少し鼻にかかった声となるのは、それが本場の僧侶なのでしょう。
シャームジのマントラを聞けるのは、次はいつになるるでしょうか。
目下、彼はヴァラナシヒンドゥー大学のPHD取得を目指して奮闘中です。ネパール人の彼を受け入れてくれる教授を探しつつ、口癖は「Let's see(まあ、見ていようよ)(そのうちわかるさ)」
神の導きのままに、、、