蜻蛉
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食に関する古書のセレクトショップ、お味噌や発酵食品中心のカフェ テマヒマ プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
テマヒマのお庭には山椒の木があります。
現在のお味噌汁を選べるおばんざいセットでは木の芽を使って木の芽味噌をご提供していますが、次回のメニューで山椒の実を使うので、今朝刈り取っていました。今年は本当に沢山実がなっていて、2018年に植えてから8年目で一番の収穫でした。
すると山椒の木の横の梅の木(植えてから一度も花が咲く前に枯れ木となってしまいましたが)に蜻蛉(とんぼ)がやってきて留まり。長いこと留まっていました。何度か飛び立っては何度も戻ってきて留まっていました。
店主(うちの奥さん)とお義兄ちゃんが来たんかなぁって話していました。
「智(とも)~って」
義母が亡くなった直後も、うちの家(当時は寝屋川市香里園のアパート3階)の窓のところにずっと蜻蛉がいてて、うちの奥さんはお母さんを感じたと言います。義父の時は、それはお盆になってからですが、蜻蛉がうちの家にきてました。玉井家はみんな亡くなると蜻蛉になる?
今年初めて蜻蛉を見ました。なんか早くないですか?
テマヒマのお庭の紫陽花も今が見頃ですが、お越しになったお客様皆さん「早いですね」と仰います。
先週の今日、発酵デザイナー・小倉ヒラクさんと、編集者・藤本智士さんのトークイベントを聞きに行きましたが、その中でヒラクさんが紹介していた話がとても興味深かったです。
奄美大島では、魂のことを「マブイ」と言うそうで、「マブイが落ちる」とか「マブイを拾う」みたいな表現があって、生きている時から魂が身体から出たり入ったりするという考え方があるそうです。
それとはまた違いますが、沖縄の骨壺である「厨子甕」は蓋がピタッとしているわけではなく、あちらの世界とこちらの世界を行ったり来たり出来るような意味があるという話を聞いたことがあります。子宮にも似た沖縄独特の墓「亀甲墓」の前で親族が集まって宴会をするのも、あちらの世界とこちらの世界の境界が曖昧なためという話を聞いたこともあります。生命は循環するという死生観という話も。胎内回帰と輪廻転生って似て非なるものですよね。
人は亡くなった後、どうなるのでしょうか?
テマヒマは明日明後日で火曜日水曜日定休日です。木曜日11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約は入っていませんので現時点ではご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。
それでは木曜日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日も1日お疲れ様でした。好い夜をお過ごし下さい。