自分に優しくすること/甘やかすことの違い
先日書いた「女性とアシュタンガヨガ」は、コントロールできないものに振り回されやすい女性だからこそ、アシュタンガヨガを取り入れ、自分自身の身体と心をできるだけ整えていこう、という思いで書きました。
ただ、自分に優しくすることや、心や身体の声を聞くことは、時々誤解されやすいようにも感じています。
私が思う「自分に優しくすること」は、自分を甘やかすことではありません。
また、心や身体の声を聞くことは、心や身体に支配されることでもありません。
例えば朝起きる時。
決めた時間に起きる。
たったそれだけのことですが、「自分で決めたことを実行できた」という経験は、自分自身への信頼を育ててくれます。
反対に、その時々の気分だけで行動を決めていると、少しずつ自分との約束を守れなくなっていくこともあります。
もちろん、本当に休息が必要な時もあります。
無理をして身体を壊してしまっては本末転倒です。
だからこそ大切なのは、その時の気分や感情に流されることではなく、今の自分の状態を正しく観察し、本当に必要なことを見極めることなのだと思います。
それは簡単なことではありません。
人間は誰でも楽な方へ流れやすいからです。
私自身もそうです。
だからこそシャラに通っています。
自分ひとりの意志だけで続けることの難しさを知っているからこそ、練習する環境に身を置き、先生や仲間と共に学び続けています。
そして、その土台になるのは特別なことではなく、とても小さな日々の積み重ねです。
決めた時間に起きること。
マットの上に立つこと。
呼吸をすること。
一つ崩れると少しずつ崩れていく。
でも、一つ立て直るとだんだん整っていく。
私はそのことを何度も経験してきました。
朝決めた時間に起きる。
練習をする。
呼吸を整える。
すると不思議なことに、身体だけでなく心も整い始めます。
私にとってアシュタンガヨガは、身体を柔らかくするためのものでも、難しいポーズをできるようにするためのものでもありません。
自分自身との約束を守り、自分への信頼を育てていくための実践です。
人生には、自分ではコントロールできないことがたくさんあります。
天気も、人の気持ちも、年齢を重ねることも、生理周期も思い通りにはなりません。
だからこそ、自分で選べることを大切にする。
何時に起きるか。
何を食べるか。
どんな言葉を使うか。
練習するか、しないか。
そうした小さな選択の積み重ねが、自分自身をつくっていくのだと思います。
人生は特別な一日で変わるのではなく、日々の小さな実践の積み重ねによって少しずつ変わっていく。
私はそのことを、アシュタンガヨガの練習から教わり続けています。
だから6月から始める「太陽礼拝と瞑想」のオンラインクラスも、特別なことをするためのものではありません。
まずは少しだけ早く起きること。
太陽礼拝で身体を目覚めさせること。
静かに座り、自分の呼吸を感じること。
たった30分ですが、その30分が一日の質を変え、より充実した日々になってゆく。
忙しい毎日の中で、自分自身を後回しにしがちな方こそ、まずは朝の時間を自分のために使ってみてください。
まずは太陽礼拝を一回。
呼吸をひとつ。
その小さな積み重ねから、一緒に始めていけたら嬉しいです。🌞🙏🏻🌿
5/25(月)〜5/31(日)お申し込み受付