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【アジア】富士電機子会社 マレーシアでデータセンター向け配電盤生産能力を拡大

2026.05.26 00:30

富士電機の海外子会社・富士SMBE社は、マレーシア工場で配電盤の生産能力拡大に向けた設備投資を行う。

生成AIの社会実装を背景に、グローバルでのデータセンター市場は2029年にかけて年平均15.1%で成長することが見込まれており、電力の安定供給に必要な受配電設備の需要が拡大している。富士電機は現在、神戸工場や筑波工場(配電盤および電源装置)、千葉工場(変圧器)、川崎工場(開閉装置)で受変電設備の生産体制を強化しており、今般新たに、富士SMBE社のマレーシア工場に配電盤の生産棟を新設する。

富士SMBE社はシンガポールを中核拠点に、東南アジアやオーストラリアで、国際標準であるIEC規格に対応した配電盤やサーバー分電盤の設計・生産を行っている。今回の設備投資で生産能力を1.5倍に高めるとともに、クレーンや試験装置を整備し、スキッドシステムならびにコンテナパワートレインユニット(コンテナPTU)の生産体制を強化する。

スキッドシステムやコンテナPTUは、配電盤、無停電電源装置、変圧器などを共通架台に艤装して一体化(ユニット化)し、ユニットの状態で現地に搬入することで設置工事短縮に貢献する(※)。マレーシア工場に導入することで、富士SMBE社全体でスキッドシステムとコンテナPTUの生産能力を4倍に高める。

マレーシア工場の新生産棟は2026年6月に着工し、予定では同年10月に稼働を開始する。グローバルで受変電設備の生産体制を強化し、データセンター向け事業のさらなる拡大を図る。


※ 屋外で使用する場合はスキッドシステムをコンテナに格納してコンテナPTUとして提供

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