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素直に言いたい事を言え。

2019.03.14 07:24

ドラマや映画で、

僕が感動するシーンには共通点がある。



それは、誰かが素直になった時だ。


主人公でも、ヒロインでも、脇役のキャラでも、誰でもそう。


カッコ付けて、常識的なことしか言わない奴が、自分の心の底から湧き上がる言葉を外に出した時に、感動すると、僕は思う。



「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」というかアニメをご存知でしょうか?


泣けるアニメの定番と言われていて、

僕も大号泣していました。



※この先少しネタバレになるかもです。






〜あらすじ〜

主人公の仁太(じんた)は、

高校生になったのだが、そこは受験に失敗し、本当は行きたくもない学校だった。


その生活の中で、周りと壁を作り、

やがて、不登校になっていた。


そんなある日、

自分にしか見えない幽霊が目の前に現れる。


その幽霊の正体は、小学校の時、仁太がリーダーを務めていた仲良しグループ「超平和バスターズ」の1人で、芽衣子という女の子だった。


芽衣子は、小学校の時に事故で亡くなった。


この事件をキッカケに「超平和バスターズ」のメンバーとは疎遠になっていたが、芽衣子が幽霊として現れたことを理由に、元メンバーに連絡を取る。


何故、

急に芽衣子は自分の前だけに現れたのか。


何故、

高校生になった今なのか。


その理由が分かった時、

「超平和バスターズ」のメンバーは、どう変わっていくのか。



というお話です。

説明上手い。ないす。




こっからネタバレです。










この作品の中で1番感動するのは、

登場人物の高校生達

(「超平和バスターズ」のメンバー全員)が、

素直に、当時の気持ちを振り返るシーンだ。


素直に、

ということは、登場人物全員が素直じゃなかったということ。カッコ付けていたんです。


メンバー全員、それぞれカッコ付け方は違えど、芽衣子が亡くなった事故を人のせいや、自分のせいだと思い込み、忘れる為に、

”高校生”という肩書きに自身の個性を埋没させ、本当の自分を隠すことに専念していた。


けど、誰も事件の事を忘れていなかった。

けど、それを外に見せてなかった。

けど、それを外に見せ始めた。


ここが僕の超感動ポイントで、

大袈裟ではなく、ティシュ1箱使い切った程。


素直になったキッカケを作ったのは、

芽衣子だった。


芽衣子は、自分のせいで、みんなが気持ちよく生きていられないのを心配する気持ちが強すぎて成仏出来ないでいた。



これを知った上でも面白いんで、

是非観てみてください。











今日は、ある飲食店のミーティングに呼ばれて、自分の考え方を話しまくってきた。


何を、クソ売れてない芸人で、最近アパレルを始めただけのウンコノッポ男が偉そうに、そんなミーティングに呼ばれて話すことになったかと言うと、8EEのお客様がキッカケだった。


その方は、飲食店を経営していて、

色んな他業種の経営に興味があり、 

その情報収集の際に、僕の兄を知ったらしい。


その公演会の前説を僕らのコンビが担当したことで、覚えててくださり、8EEの服を買って頂いた。


直接手渡しで。


その時に、

8EEで学んだことを全てお話した。


すると、

「その話を社員達の前でしてくれませんか?」

と言われたので、今日行ってきました。

説明が長いですね。すいません笑



僕は、自分が学んだことを人に話すのがとにかく好きだ。

後輩が望んでないのに、よくネタのダメ出しとかしちゃうのは、そういうところが原因でしょう。



「やったことないから。」とか

「自分が偉そうに話したら失礼だから。」

とかは、一切考えずに行った。



大事にしたのは、

「丁寧に、社員さん達の不満や嬉しいことを聞いて、僕正直に思ったことを嫌われてもいいから素直に話そう。」

だけでした。



結果から言うと、

まじで楽しかった。

僕を前にして言ってるから、本当じゃないかもしれないが、社員さん達は僕が来た意味に価値を見出してくれた。






初対面で、芸人やってて、急にアパレルやってる奴の話なんか誰も聞いてくれないと思ってて良かった。


序盤は、正にその通りだった笑笑

「誰だよお前」感がすごかった笑笑


そこから、僕は長い時間をかけて、

一生懸命自己紹介した。


素直な話を聞きたいし、

素直な話をしたいから、


嬉しかったこと、悲しかったこと、

ウザかったこと、ダルかったこと、

成功したと思ったこと、

大失敗してること、を全部包み隠さず、

一生懸命、話をさせてもらった。


そしたら、少し信用してもらったのか、

プライベートな話まで聞けた。


表面的な意見じゃなくて、

少し魂の込められたお話をいくつも聞かせて頂いた。


1番壁を明らかに作ってる社員さんのやりたいこと、その仕事場に関係ない将来のことも聞けた。


だから、僕も命削って全力でそれに答えた。


内容は、あんまり言いたくないので伏せますが、皆さん、僕をミーティングに呼んでくれた経営者さんに言いたい事が言えてなかったみたいで。


そして、経営者さんも知らない社員さん達のパーソナルな所が沢山そのミーティングで出てきたようで、凄く良かった。


ミーティングが終わり、

「呼んでよかったです!」

と言われて、嬉しかった。



けど、もっと嬉しいのは、


僕が来て、素直にお話したことが

この職場がもっともっと”楽しい場所”になるように、皆さんが行動する勇気に変われば

最高です。




ちなみに、ミーティングの最後に

「僕の第1印象と今の印象どうですか?」

という質問をした。


僕が素直で居過ぎたせいか、

第1印象は、ボロカス言われた笑

気持ちよ過ぎて、笑ってしまった笑笑


ただ、今の印象を聞くとき、

僕のことはともかく、社員の皆さん全員が自分の話を織り交ぜながら話してくれた。


今日気付いたんだけど、

これがなんか凄く嬉しくて、


今の僕のこと聞いてるのに、

みなさんが今の自分を通して、僕を評価してくれているのが、

ちゃんと僕の話が届いてる感が強くて、物凄く嬉しかったし、良い経験になった。


一生懸命やってよかった。

何より今日そこに行って良かったと思えた。











ずっと1人でいると

自分すら分からなくなる。


素直は、1人じゃ成立しない。


誰かがいないと、素直は成立しない。


素直は、傷付きやすくなるし、恥ずかしいことでもあるんだけど、周りが素直だとなんか自分も素直になっていいのかなって気分になれる。


そして、その傷ついたことや、恥ずかしいことは自分の糧になり、プラスになって帰ってくる。



感覚的に分かっていたことが

今日行動して、実践して、

より心の底から思えるようになりました。


呼んでくださり、ありがとうございました。



本当楽しかったー!



PS 講演会でもミーティングでも、

何でもやりますんで、是非呼んでください!

ってかご飯めっちゃ美味かったな。。

写真撮ればよかった。